Art / Feature

見て感じるボディ【5】近藤亜樹

アーティストたちの目に体はどのように映るのだろう。 それは大きさを変え、形を変え、体の新しい一面を、新しい可能性を教えてくれる。 体には、まだまだ私たちの知らない自由な世界が広がっているのだ。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年6月号掲載)

『不死鳥』 2020年 © Aki Kondo, courtesy of ShugoArts
『不死鳥』 2020年 © Aki Kondo, courtesy of ShugoArts

近藤亜樹

『不死鳥』

近藤亜樹の絵画は、多くの人の心を掴んで離さないだろう。この絵は希望に満ちているのか、あるいは絶望のなかで描かれたのか、作品を見るたびに考えさせられる。近藤の作品の原動力となっているのが、東日本大震災や、身近な人物の喪失といった体験で培われたという独自の死生観だ。記憶と現在、そして想像の世界を行き来しながら、今日も絵を生み出しているという。「描くことは生きることそのもの」。彼女の絵が、そう語りかけてくる。

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Text : Akane Naniwa Edit : Keita Fukasawa, Chiho Inoue, Sayaka Ito, Mariko Kimbara

Profile

近藤亜樹Aki Kondo 1987年、札幌市生まれ。2012年、東北芸術工科大学大学院を修了。油絵アニメーションと実写による短編映画『HIKARI』やパークホテル東京の客室『おたふくルーム』(ともに15年)をはじめ、音楽家とのライブペインティングなど、形式にとらわれない活動で注目される。故郷・札幌で描いた50点を収めた作品集『ここにあるしあわせ』(T&M Projects + ShugoArts)を3月に刊行。

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