柴田ひかりと巡る東京のスケートスポット
スケートボードを嗜み、スケートカルチャーを愛するモデルの柴田ひかりが通う、お気に入りのスポットを紹介。巡っていくと彼女のリアルなライフスタイルが見えてきた。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年12月号掲載)
MIN-NANO
珍品や耳より情報があるアンテナショップ
一歩先のトレンドと独自のカルチャーを発信し、国内外のスモールブランドの買い付けや別注アイテムを展開する。「スケートカルチャーを教えてくれたのが、ミンナノ。当時どこも置いていなかったNYのブランド、ザ・グッド・カンパニーを早々に扱っていて。フーディを購入してインスタにアップしたら、デザイナーが見てくれて交流が始まり、NYで会うことができたんです」。オーナー中津川吾郎さんのセンスや動行は常に気になっていて、インスタグラムのアカウントをチェックしているという柴田さん。「ディッキーズの別注スラックスは、ベージュを試着してみました。素材がリップストップの軽いコットンで、らしさを感じますね。いまミンナノが推しているブランド、ドッコイ ビート クラブのバンダナも気になる」awashima 102 bistro.
友が友を呼び若者が集う、味と量が自慢の店
必ずオーダーするメニューは、日替わりの前菜盛り合わせ。キャロットラペに紫キャベツのマリネ、ウフマヨ、フムス、ファラフェル、ホタテの燻製、レバームース、グリッシーニの生ハム巻き、ワカサギのフリットと賑やかな一品。「前菜を食べながら、大好きなフランス・アルザス地方のナチュラルワインを飲むのが好き。メインは熊本県産赤牛のローストと温野菜を。青唐辛子の和風カルボナーラで締めて、デザートは絶対にチョコレートのテリーヌを頼みます」。創作フレンチを得意とするカジュアルなビストロは背伸びする必要がなく、フレンドリーなスタッフがワインをリコメンド。店内にはスケーターの写真や若いアーティストの作品も。「必ず仲間に会えるお店。手作りのパンとチーズ風味の自家製バターもクセになるおいしさ。絶対に味わってみてくださいね」
前菜盛り合わせ ¥1,200(税抜)
グラス ワイン ¥1,000 ボトル ¥6,000(税抜)
淡島102ビストロ
住所/東京都世田谷区若林2-31-12 サンクレスト若林102
Tel/03-6413-8911
営業時間/17:00〜24:00
定休日/祝日以外の月・火
Instagram:@awashima102
FILM
センスが光る西海岸の良質な古着と雑貨
「私服をよく購入していて、かなり通っています。女性が手に取りやすいサイズ感のメンズアイテムやワードローブに合う小物が豊富。ピンときたらすぐに試着します!」。アメリカ西海岸やヨーロッパで買い付けられた品々は、ボーイッシュでスケーターの趣きがあるものが多数。柴田さんが“スケーターっぽい”と手に取ったのは、デニムジャケットやリーバイスのヴィンテージデニム、ボーダーのカットソー、コーデュロイのハーフパンツなど。「黒やネイビー、ベージュ、カーキなど、ベーシックな色のアイテムが揃うのも魅力。セレクトアイテムもあって、ニールというブランドのイタリア製 ベジタブルタンニンレザーのベルトを最近手に入れたばかり」。キッズアイテムや雑貨、古道具、アートの展示販売を行うスペースもあり、見応えたっぷり。
ジャケット ¥10,780
パンツ ¥10,780
フィルム
住所/東京都世田谷区代沢2-28-4
Tel/03-6804-0608
営業日/13:00〜22:00(月〜土)、12:00~19:00(土・日)
定休日/不定休
Instagram:@film_shimokitazawa
Photos : Naoki Usuda Edit & Text : Aika Kawada