新・食習慣 フレキシタリアンにTRY! Vol.6 スイーツ編
新しい生活様式ともに、食への興味は深まる一方。けれどもう美味しいだけでは、心が満足できなくなっているよう。健康のことはもちろん、環境へ配慮しているかどうか、ファッションと同様に食にもサステナブルへの意識が高まっている。そこでストイックにヴィーガンに転向とまではいけないけれど、まずはプラントベース(植物由来の食品)で時々は肉や魚も食す、ゆるベジタリアン=フレキシタリアンから始めてみない? という短期連載の第6回はスイーツ編。
ヴィーガンレストランの先駆け的存在「PARLOR 8ablish」
創業20周年を迎えるヴィーガン料理のパイオニア的存在の8ablish。今年6月には「PARLOR 8ablish(パーラー エイタブリッシュ)」として青山にリニューアルオープンをした。日本各地から選りすぐられたオーガニック・自然栽培の食材を使用し、ヴィーガン・グルテンフリーのメニューを提供している。甘酒と豆乳ベースのさっぱりとした甘さのソフトクリーム。トッピングの種類が豊富なので、組み合わせ次第でオリジナルのソフトクリームを作ることができる。イートインはもちろん、テイクアウトも可能。
プラントベースの食材を生かしたメニューは、食べ応え抜群で心も胃袋も大満足のおいしさ。どこか懐かしさを感じさせるホッとするスイーツを味わうことができる。
PARLOR 8ablish
住所/東京都港区南青山5-10-17-2F
営業時間/11:00〜20:00(ランチタイム 11:00〜14:30、L.O 19:00、ドリンクL.O19:30)
定休日/火
TEL/03-6805-0597
URL/www.8ablish.com
洗練されたスイーツメニューが豊富な「AIN SOPH.GINZA」
2009年にヴィーガンレストランとして銀座に第一号店をオープンし、今年で11年目を迎えた「AIN SOPH.GINZA(アインソフ ギンザ)」。現在は銀座店、新宿三丁目店、池袋店、歌舞伎町店、京都に5店舗を展開中。店舗ごとに違う魅力があり、銀座店では「本来の自分に戻る場所」をコンセプトに掲げている。
オーガニックカカオを贅沢に使用した、リッチなガトーショコラ。動物性の材料を使用していないので、しつこくなく、あっさりとした味わい。
葛を使ったプリンにラムが少し入っており、芳醇な香りと濃厚な口溶けのプリン。そして、ふんわり軽いソイチーズクリームと、柑橘ピールやローカカオニブが香るケーキを組み合わせたティラミス。これらの瓶詰めされたグラススイーツは、ギフトにも人気の商品となっている。
1階はヴィーガン・スイーツなどを販売しているパティスリー、2階から4階がレストランとなっており、ショッピング後のティータイムはもちろん、食べ応えのあるお食事メニューもお試しあれ。
AIN SOPH.GINZA
住所/東京都中央区銀座4-12-1
営業時間/11:30〜21:00(ランチ 11:30〜L.O 14:30、ティータイム 14:30〜L.O 16:30、ディナー 18:00〜L.O 20:00)
TEL/03-6228-4241
URL/www.ain-soph.jp/ginza
発酵食品を取り入れたオンラインスイーツショップ「UPBEET!Tokyo」
「UPBEET!Tokyo(アップビート トウキョウ)」は人生をワクワク(楽しく)=UP BEETさせるためのスイーツを届けたいをコンセプトとした、オンラインスイーツショップ。動物性食品・小麦粉・白砂糖不使用に加え、日本ならではの食文化である発酵食品を独自の製法で取り入れている。
看板商品でもあるドーナツは、焼くだけでなく蒸しているのでむっちりとした食感がクセになる一品。ひよこ豆や玄米粉を使用したオリジナルの配合で仕上げているので、栄養も満点!甘酒やアガペ、デーツなどの自然かつ血糖値の上昇を防ぐ低GI値のものを中心に使用しているので、優しい甘みを感じられる。
グルテンフリー&白砂糖フリー&乳製品フリーとは思えないリッチな味わいのスイーツ。オンラインショップで購入できるので、ギルトフリーなおやつとして、気軽にトライしてみて。
UPBEET!Tokyo
URL/www.upbeet.tokyo
100%植物性由来のやさしいケーキ「hal okada vegan sweets lab」
日本初ヴィーガンスイーツ専門店のオーナーパティシエなどの経験を経て、カフェ・カンパニー専属のエグゼクティブ・パティシエとして活躍中の岡田春生によるヴィーガン・スイーツショップ「hal okada vegan sweets lab(ハル オカダ ヴィーガン スイーツラボ)」(テイクアウト専門店)。ヴィーガン食への意識の高い人や、動物性食物アレルギーを持つ人に人気で、誰もが楽しく1つのテーブルを囲むことができる「ボーダーレスなスイーツ」を提供している。
8月にオープンし、まずは代表作でもある苺のヴィーガン・ショートケーキからスタート。スポンジに米粉を使用することで、しっとりとした食感となっている。豆乳クリームはアーモンドパウダーを配合し、軽さと甘さのバランスが絶妙。現在は、プレミアム・モンブランとロイヤルショコラなど5種類を販売中。今後は、クリスマスケーキをはじめ、シーズンに合わせたケーキも発売予定。ホールケーキはWebサイトでの事前予約・決済のみ。ピースケーキは事前予約の他、店頭販売も。ただし数に限りがあるため、事前予約がオススメ。
hal okada vegan sweets lab
住所/東京都渋谷区広尾5-4-18 1F
営業時間/11:00〜19:00
定休日/水
URL/www.halokada.com
Photos:Kouki Hayashi Edit:Shiori Kajiyama