新・食習慣 フレキシタリアンにTRY! Vol.3 中華料理編 | Numero TOKYO
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新・食習慣 フレキシタリアンにTRY! Vol.3 中華料理編

新しい生活様式ともに、食への興味は深まる一方。けれどもう美味しいだけでは、心が満足できなくなっているよう。健康のことはもちろん、環境へ配慮しているかどうか、ファッションと同様に食にもサステナブルへの意識が高まっている。そこでストイックにヴィーガンに転向とまではいけないけれど、まずはプラントベース(植物由来の食品)で時々は肉や魚も食す、ゆるベジタリアン=フレキシタリアンから始めてみない? という短期連載がスタート。第3回はお酒が進む中華料理編。

SHIBUYA PARCOのレストランフロアにある「居酒屋 真さか」
SHIBUYA PARCOのレストランフロアにある「居酒屋 真さか」

まるで下町の中華料理店「居酒屋 真さか」

昨年末にリニューアルオープンしたSHIBUYA PARCOのレストランフロアにある「居酒屋 真さか」。入り口には赤のれんがかかり、横には食品サンプルが並んだショーケース。どこか懐かしい下町の中華店テイストのオールヴィーガン居酒屋となっている。

唐揚げ南蛮タルタル ¥550
唐揚げ南蛮タルタル ¥550

ゴロッとしたソイミートで作られた唐揚げは「南蛮タルタル」「四川麻辣」「中国黒酢」「油淋」などの味付けがあり、どれもお酒やご飯が進むガッツリ系。ヴィーガンでありながら、あっさり物足りないなんてことはなく、一口食べればジューシーで肉汁のようなスープが溢れ出す。今回トライした「南蛮タルタル」のタルタルソースは、卵を使用したかのような食べ応えがあり、唐揚げとの相性が絶妙な一品。

餃子(6個)¥450、レモンサワー¥650
餃子(6個)¥450、レモンサワー¥650

そして中華料理の鉄板といえば餃子。こちらももちろんヴィーガン対応。パリッと焼きあげられた餃子には、キャベツやニラ、ソイミートなどをたっぷりと使った餡が包まれており、食べ応え抜群!ついついお酒が進んでしまう味だ。

これがヴィーガン!? と疑ってしまうようなサプライズが詰まった「居酒屋 真さか」。人気のレモンサワーとともに、気軽にトライしてほしい。

居酒屋 真さか

住所/東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ地下1階
営業時間/11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日/無休
TEL/03-5422-3020

チャイニーズスタンド「Chipoon」
チャイニーズスタンド「Chipoon」

素材を生かしたチャイニーズスタンド「Chipoon」

2018年にラフォーレ原宿2階にオープンした「Chipoon(チプーン)」。銀座に店舗を構える中華料理の名店「Renge Equriosity(レンゲ エキュリオシティ)」のオーナーを務める西岡英俊シェフがプロデュースしているチャイニーズスタンドとなっている。化学調味料を使用しない調理法で素材本来の旨味を引き出した、中華料理の新しいファストフードを提案している。

ヴィーガンヌードル¥750、ハーランドビール¥500
ヴィーガンヌードル¥750、ハーランドビール¥500

卵を使用していない麺と動物性の食材を一切使用していないスープを組み合わせた、ヴィーガンヌードル。素材の良さを最大限に引き出したスープは、たまねぎベースの野菜の優しい旨味がじわ〜と広がる。あとからレモンの爽やかさが追いかけてくるさっぱりとしたヌードルなので、暑くて食欲がない日でもオススメ。

ヴィーガンチキンバーガー¥500
ヴィーガンチキンバーガー¥500

スチームしてから焼いたマントウ風のバンズに、からりと揚げたヴィーガンチキンを挟んだヴィーガンチキンバーガー。甘さが特徴の自家製甜麺醤と豆腐マヨネーズでコクのある味付け。ふわふわのバンズと甜麺醤で、まるで点心を食べているよう。優しい味わいで、軽いお昼ご飯にはもちろん、おやつ感覚でも食べられる。

すべての商品が、フラミンゴピンクのロゴがあしらわれた容器でテイクアウト可能。ショッピングがてら、本格中華を味わってみてはいかが?

Chipoon

住所/東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿2階
営業時間/11:00〜21:00
定休日/無休
TEL/03-6804-2123

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Photos:Kouki Hayashi Edit & Text:Shiori Kajiyama

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