Art / Feature

おうちでなに描く? 絵でつながる未来 vol.7 ローレン・サイ

絵を描くことで、自分の中だけにある世界を広げることができる。希望や期待、喜び……すべてを未来へ託しながら今を大切に生きたい。「未来の〇〇」というテーマを設け、絵を描く才能を秘めた著名人たち7名に作品を描き下ろしてもらいました。彼らの考える未来の形を覗いてみよう! Vol.7は、 ローレン・サイ(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年7・8月合併号掲載)

「未来の憧れ」 ローレン・サイ

──描かれた絵について
「ベッドの上に広がる夢の世界を描きたいと思いました。今パンデミックで苦しんでいる人のことを考えるととても心が痛みます。こうして私が今、安全に家で過ごせていることにとても感謝しています。物事を考えすぎたり引きずったりして精神的に苦しい時もありますが、夢ある空想を膨らませることによって、未来に活力と安らぎが再び戻ってくると信じています」

──どのくらい時間をかけましたか?
「17時間」

──好きな画家やイラストレーターはいますか?
「メビウス。サイモン・スターリング。タカノ綾。ロビン・F・ウィリアムス」

──どんな時に絵を描きたいと思いますか?
「何時でも描いていたいです! 今は外にいる時間が少なくなったので、今自分の中に秘めているさまざまな感情からインスピレーションを得て描きます。今までの記憶を思い出して、自分が解消したいものを引き上げて混ぜ込んで描いています」

──絵を描いている時はどんな気持ちですか?
「自分だけの世界に浸っている気分です」

──描いた絵はいつもどうしていますか?
「作品をきちんと保管するのが苦手で。デジタルで描くときはちゃんとデータで残しておきます。しかし紙に描くときは机の横の作品の山に放り投げて、次の作品づくりに移ってしまうんです」

──絵について言われていちばん嬉しかったことは?
「知り合いからローレンの絵が自分の経験や気力に繋がったといわれた時はとても興奮しました。私が描いたものが別の人へと繋がっていると感じた時はとても嬉しいですね」

──今後の絵について目標を教えてください。
「3Dアニメーションや拡張技術など新しいデジタルメディアでの作品制作についてを模索しています。そして様々な人たちとコラボレーションし、未来へたくさんの希望と感動を与えたいと思っています。今は直接会うことができませんが、オンライン上で多く方々と一緒に作品を作っています。コラボレーションした人たちとともに、見る人にも新しい幸せを運ぶことができるものを作り上げたいです」

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Edit:Saki Shibata

Profile

ローレン・サイLauren Tsai 1998年生まれ、アメリカ・マサチューセッツ州出身。国内外で注目を集めるミレニアル世代を代表するイラストレーター、モデル。Netflixとフジテレビの人気リアリティショー『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』で世界レベルの美女として一躍注目を集める。イラストレーターとして、スターバックスやマークジェイコブス、ナイキといったグローバルブランドとコラボレーションを行う。モデルとしては資生堂やナイキ、ユニクロ、マークジェイコブスなどのキャンペーンモデルとして起用され、ファッション誌でも活躍。近日公開のエイミー・ポーラー監督作のNetflix映画『Moxie』ではハドリー・ロビンソンと共に出演することが発表されている。

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