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Beauty Tips

健康寿命も延ばす!? インプラントの気になる最新事情

歯の健康や美しい口元のために、導入する人が増えているインプラント。健康寿命との関係にも注目が集まる、そのメリットやクリニック選びにおける注意点とは?インプラント治療に定評がある博多歯科クリニック理事長・田中路子氏がアドバイス。(「ヌメロ・トウキョウ」2018年6月号掲載)

すべての歯が生え揃っていることが、
最高のアンチエイジング

虫歯や歯根の疾患、事故など、高齢期でなくても歯を失うリスクは意外に少なくない。そんなとき救世主となってくれるのが、失った歯の代わりにチタン製の歯根を顎の骨に埋め込み、上から人工の歯を装着するインプラント。博多歯科クリニック理事長の田中路子氏は、そのメリットをこう語る。

「顎の骨に人工の歯根を刺し、歯の土台となる部分を安定させるのがインプラントの大きな特徴。そのため歯が健康だったときと変わらない状態へとリカバリーでき、QOLを下げずに済みます。入れ歯は着脱の手間がかかりますし、噛み合わせの問題や味覚の低下、歯周病の悪化による口臭の発生などデメリットが多い。また、失った歯の左右の歯を支えに、橋を架けるように人工の歯を入れるブリッジという方法もありますが、両脇の歯を削るので負担が広範囲に及びます。必要以上に歯を傷つけないという点からもインプラントは優れているのです。なお、歯科矯正では対応しきれないほど歯が突出している場合は、審美の目的でインプラントを用いるケースも」

すべての歯は密接に関連し合っているもの。1本でも歯の土台がなくなると、左右の歯が動きやすくなったり、噛み合わせにトラブルが生じて顔が歪むなど、美的なマイナス要因も生じやすくなるという。インプラントを施すことは、歯列バランスを保ち、美しい口元をキープするためにも有効なのだ。また昨今では、健康寿命との関係にも注目が集まっている。

「健康の第一の鍵は、栄養分を適切に吸収すること。歯で食べ物を噛み砕き、咀嚼によって消化酵素を含んだ唾液の分泌を促すことは、栄養を効率よく吸収するために必須です。また、しっかりと咀嚼できることが認知症やメタボリックシンドロームのリスクを下げるのも多くの研究発表から明らか。本来は歯を失うと咀嚼力が衰えますが、インプラントで補えば元の咀嚼力が甦るため、健康維持にも大きく貢献するのです」

特殊なケースを除き、インプラントの必要性が生じるのは主に40代からだという。外科手術を伴うのでクリニック選びは慎重に。

「選ぶ際は、年間症例数の多さに着目するとよいでしょう。それから安さを謳っているところは、使っているパーツが廉価で粗悪なものである心配が。ちなみに1本の治療に10万円以上かかるのが相場です。保険適応外なこともあり安い額とはいえませんが、定期的にメンテナンスをすれば10年以上維持できますし、生活のクオリティを保つために不可欠な状況を考えると、決して高すぎる投資ではないはずです」

田中路子(Michiko Tanaka)
博多歯科クリニック理事長。特定医療法人芳香会、社会福祉法人松風会グループ最高経営責任者。

博多歯科クリニック
クリニック内に併設されたインプラントセンターでは、大阪大学で口腔外科臨床教授を務めた経験を持ち、インプラント治療の権威として知られる堀内克啓ドクターの施術が受けられる。顎の骨が薄く、通常ではインプラントを施せない人のために、骨移植なども積極的に行っている。クリニック内には最新鋭の医療機器が揃った手術室を完備。また、通常数回に分けて行う施術をまとめて行うことができるため日本全国から通う人も多い。堀内克啓ドクター執刀による「インプラント」1本¥300,000(別途、検査代¥30,000、土台代¥65,000、被せ物代¥65,000〜が必要・要予約)

住所/福岡県福岡市博多区博多駅東1-12-7 6F
TEL/092-414-6480
診察時間/平日10:00〜14:00、16:00〜20:00 土曜〜15:00
休院日/日曜

インプラントでポジティブに!田中杏子のココだけのはなし

某タレントさんとの撮影中に「杏子さん、私より歯が白くてキレイ!」と絶賛された小誌編集長の田中杏子。たしかに、美しく整ったその白い歯は、笑顔を眩しく輝かせている。憧れの白い歯をどうやって手に入れたの?その秘密を聞いてみた。

「歯を削ったり、その周辺の神経を抜いたり…私が若かった頃の歯の治療はとてもラフ。そのせいで大人になってから、治療した部分が膿んで痛みに悩まされたり。また、笑ったときにシルバーの被せ物が見えたり、歯の表面が黄色かったりと、とってもコンプレックスでした。ホワイトニング治療も東京で何度か試してみたのですが、あまり効果がなく、その上、通院回数が多いことがネックにもなり…。自分のライフスタイルに合うクリニックを探していたところ、博多歯科クリニックを見つけました。約2年半かけて、下前歯の矯正と部分的なインプラント、上前歯にラミネートベニアの治療を。その間、クリニックに治療で通った回数はたったの10回。一年に数回、通えばよかったので無理なく続けられ、ストレスなく治療を終えることができました。治療中に患者にかかる痛みと負担に、とても理解があるクリニックだと思いました。ずっと歯がコンプレックスだったので、もっと早く解消すればよかったなと。日本人は歯に対して意識が低いといわれますが、ヘルシーな白い歯って“武器”になるんです。自分に自信が持て、より健康に対してコンシャスになれる。人生観が本当に変わりますよ」

Illustration:Emma Mori Text:Chihiro Horie Edit:Hisako Yamazaki

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