247
Fashion Post

国境を越えて往復する服「Style Wars」

ヴィンテージブームの中で誕生した新たな「リメイク」プロジェクト。アパレル業界で新製品に携わってきたクリエイターがひと手間加えて服の価値を再解釈する理由とは?(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2018年3月号掲載)

Text:Anri Murakami Edit:Yukiko Shinmura

「アナザーエディション」元ディレクター森由美と、モロッコを拠点に古着やカルチャーからインスピレーションを受けた「メゾン アルティ(MAISON ARTC)」のデザイナーとして活躍するアルティ・イフラクが手を取り合って始動した新ブランド。ヴィンテージの着物やモロッコの古着をベースにそれぞれのカルチャーを交差させながら、コンセプチュアルなアートピースを生み出している。その製作方法もユニークで、森が日本でパーツやイラストを組み合わせ、イフラクがモロッコのアルチザンとともに刺繍を施すなど、お互いの国を服が行き来するなかでデザインが即興的に加えられていく。感性を尊重し合っているからこそ完成するインスタレーションのようなコレクション。

Q. Why Now?

森由美(デザイナー)
「大量生産大量消費ではなく、一点でもいいから残るものを作りたい。袖を通すことで背景にあるカルチャーやクリエイティブな感覚を纏った気持ちにさせるというのも新しいファッションの表現ではないでしょうか」@yumirocks
アルティ・イフラク(「MAISON ARTC」デザイナー)
「私たちのDNAは、過去・現在・未来によって成り立っています。ブランドを通して過去からつながる伝統をリスペクトするという価値観を伝えたい。ファッションにもまだまだ新しい見方や選び方があるはず」@maisonartc

STYLE WARS
スタイル ウォーズ
TEL/090-4845-7040

いいね!

Recommended Post