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Beauty Tips

香水を重ねづけ。香りの掛け合わせを楽しもう!

「香水、なにを使っているの?」と聞かれたら、香りの偏差値が高い証拠。人とは違う唯一無二の香りを生み出す、フレグランスのレイヤリングで重ねづけの冒険を。香水評論家 平田幸子氏が香りの掛け合わせ術を指南。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2017年6月号掲載)

Photo : Shinmei, Yuji Namba(Cutout Photos)
Prop Styling : Mafumi Shimada
Supervise : Sachiko Hirata
Edit & Text : Hisako Yamazaki

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ミュウミュウの2作目となる新フレグランスは、“青の水”と名付けられた、果てしないみずみずしさと透明感に包まれる香り。そよ風がそっと運んでくるような、どこからともなく漂ってくる春の予感を調香師ダニエラ・アンドリエが香りへと昇華させた。スズランを基調に、ハニーサックルやアキガラウッドを添え、冬の眠りから覚めて青々と茂る葉についた朝露のような、自然界に宿る季節の煌めきを感じさせる。それはどこか懐かしく、眠っていた春の記憶を呼び覚ますスイッチが押されたかのように、様々な思い出や体験を呼び起こす。ロー ブルー オードパルファム[50ml]¥10,400/Miu Miu(ブルーベル・ジャパン)
 

Part.1
同じ調香師が作った香りの合わせ技

作り手である調香師をひとつの軸として、重ね合わせる香水をセレクトする方法は、ビギナーでも分かりやすい重ね技。香料の使い方がどこか似ているから、重ねることでよりふくよかに。
 
Francis Kurkdjian

みずみずしい透明感を得意とする調香師フランシス・クルジャンの代表作。
 

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地中海を散歩するようなリラックスしたイチジクの爽やかさ。フィグパフューム オーデパルファム[50ml]¥7,000/Roger & Gallet(ロジェ・ガレ)
 

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水の清涼感を上質なライムやクールミントでモダンに表現。アクア セレスティア オードトワレ[70ml]¥20,500/Maison Francis Kurkdjian Paris(ブルーベル・ジャパン)
  
Sophie Labbe

調香師ソフィー・ラベが再解釈し新誕生させたブルガリ「スプレンディダ」コレクション。
 

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マンダリンの爽やかな柑橘に、ダマスクローズの甘さが融け合って。スプレンディダ ローズ ローズ オードパルファム
 

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サンバックジャスミンの官能性とカシミアウッドの温かいベースが奏でる女性的な包容力。同 ジャスミン ノワール オードパルファム[各50ml]各¥11,900/ともにBvlgari(ブルガリ パルファン事業部)
 

Part.2
同じブランドの香りをレイヤリング

歴史あるメゾンの香水は、ブランドのDNAを受け継ぎながら新しい香水が創られ続けている。また、「ジョー マローン」のように香りのレイヤリング提案をしているブランドにも注目したい。
  

Chanel

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専属調香師オリヴィエ・ポルジュがN°5の5番目となる「N°5 ロー」を昨年発表。ローとは水を表し、ナチュラルでモダンなみずみずしい透明感が香り立つ。シャネル N°5 ロー オードゥ トワレット[50ml]¥12,000
 

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1921年に誕生したN°5。濃密な香水を耳元や手首に“点”でつけて、センシュアルな香りを楽しんで。シャネル N°5 香水[7.5ml]¥15,000/ともにChanel(シャネル)
 

Jo Malone London

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繊細な白い花々がオレンジブロッサムやレモンにとけ合い、爽やかで華やかなみずみずしさを咲かせる。スター マグノリア コロン[100ml]¥16,800(限定発売中)
 

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夕方からは官能の白い花、チューベローズの香りをプラス。アンジェリカと温かいアンバーウッドで女性的な魅力を花咲かせて。コロン インテンス チューベローズ アンジェリカ[100ml]¥21,500/ともにJo Malone London(ジョー マローン ロンドン)

重ねづけのベースは
フローラル&みずみずしい香りを

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