センスがいい人のインテリア file:4 小坂英子 | Numero TOKYO
Culture / Lifestyle

センスがいい人のインテリア file:4 小坂英子

ハイセンスな人たちがライフスタイルで実際に愛用し、友人たちや周りの人から褒められた逸品をご紹介! モダンなインテリアから、母親から受け継がれた漆器類まで、クリエイターならではの個性あふれるアイテムたちが登場。4人目は、KATIMデザイナー。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2019年12月号掲載)

ムードのある空間づくりに欠かせないディスプレイ

履きやすさとクラシックなデザインを追求するシューズブランド「KATIM」。デザイナーである小坂英子さんの褒められアイテムは機能美と様式美を兼ね備えた品々。「前職のボスがプレゼントしてくれたラグは、周りの方が褒めてくださるし、私もお気に入りの逸品。普段は自宅のリビングに敷いていますが、展示会でディスプレイすることも。いずれタペストリーとして飾りたいなと思っています。丁寧に作られていて、柄だったりサイズ感だったり発想次第で汎用性が上がるアイテムが好きなんです」。また木製のポスターフレームも洗練されたシンプルなデザインながら、ディテールが美しい。「立体感を生み出すよう、フレームの上下に押し縁加工がしてあり、どんなポスターを飾っても映えるアイテムです」


普段はリビングのダイニングテーブルの下に敷いていることが多いというナバホ族のラグ。「少し派手な柄なので、この一枚を敷くだけで雰囲気がつくれちゃう。展示会でも“なんか空間のムードがキマらないな”というときにこのラグを使ってみると、場が引き締まる感じがするので重宝しています」


大きなサイズに対応でき、ラグにもポスターにも使えるフレームを探していたときにPacific furniture serviceのパーツセンターで見つけたポスターフレーム。「展示会で私物を使うことが多く、畳むだけでいいポータブルなデザインに惹かれます。よく褒めてもらえるので、ルックブックのポスターもこのフレームで飾ってみました」

“褒められアイテム”一覧はこちら

 

Photos:Tokyo Okabe Text:Nao Kadokami Edit:Risa Yamaguchi

Profile

小坂英子Eiko Kosaka 1980年、東京都生まれ。国内外のアパレルブランドで海外生産管理や海外セールス、デザイナーアシスタントを経て独立。その後ドイツ整形外科靴学を学び、職人に与えられる国家資格「ゲゼレ」を取得し、2015年に「KATIM」をスタート。

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