『Numero TOKYO』11月号にて、蒼井優が語った“幸せ”のカタチとは | Numero TOKYO
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『Numero TOKYO』11月号にて、蒼井優が語った“幸せ”のカタチとは

9月28日(土)より『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2019年11月号が発売中。お馴染みのビューティ企画では、日本映画界のトップをひた走る実力派女優・蒼井優にフィーチャー。その自然体の美しさに迫るビジュアル、そして、幸せの理由を紐解くロングインタビューを掲載している。

Photo:Osamu Yokonami
Photo:Osamu Yokonami

(以下、本誌より抜粋)

「何があるかわからないけれども、 この先の自分の人生は、ずっと楽しみです。 いいよね、人生って」

交際2カ月での結婚発表で私たちを驚かせた女優・蒼井優。10代から舞台に上がり、女優という仕事にいつも真摯に対峙することで、抜きん出た才能を磨き上げてきた彼女が自分と向き合うことで見つけられた自分らしさと生き方――肩の力を抜いた”蒼井優らしさ”が、いまを生きる幸せのヒントに。

「自分の中で、明確に仕事への責任感が芽生えた日があるんです。『花とアリス』を持って釜山国際映画祭に行った時(2004年)、会場には映画が好きなお客さんしかいなくて、すっごく楽しそうだったんですよ。レッドカーペットを歩きながら、『みんなで映画を喜び合うことができるのって、こんなに幸せなことなんだ』と思って。その夜、ホテルで一人になった時に『真面目に映画と向き合おう』と決意しました。『学業はもういいや』と思えたのがその夜でした」


「今朝も鰻を真っ黒に焦がしちゃったんですけど『うわ、ぽいわ~』と思って(笑)。昔は自分を過信していて、けっこうできる人だと思っていたから、嫌なことが起きた時に『なんで?』って疑問が生まれていたんです。でも今は全部『自分っぽい』って思えるようになった。起きてしまったことを肯定したほうがラクだから、これは魔法の言葉なんです。

嫌なことがあっても、ちょっとでもいいから喜びを見つけたいんです。私はまだ『人生は素晴らしいものだ』と信じているし、それを信じきって死にたいと思っているから。人の悪意に触れると本当に嫌な気持ちになるけど、与えた側になるよりマシか、と思ったり。でも、今はもう心強いパートナーがいますから(笑)」

(ここまで、本誌より抜粋)

さらには30代になったことで得られた開放感、仕事への向き合い方、プライベートでのエピソードを披露。ひとりの人間として、与えられた生を全うせんとしてがむしゃらに走り続けてきた蒼井優の言葉の数々には、じっくりと丁寧に磨き上げられてきた本物の重みがある。そして、現在の”幸せ”が、自分を幸せにできるのは自分だということ、しっくりくる居場所を築いていくことが何より大切、という現代的で自立した価値観に支えられているということがよくわかる。蒼井優らしさ全開のインタビューの続きは、ぜひ本誌で。

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Text:Chiho Inoue

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