エディターズトリップ癒しと涼しさを求めて避暑の旅、青森・奥入瀬渓流へ | Numero TOKYO - Part 2
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エディターズトリップ
癒しと涼しさを求めて避暑の旅、青森・奥入瀬渓流へ

夏まっさかり、このうだるような暑さから逃げ出したい! 自然の中で涼みたい、そんな人にうってつけの避暑地が、青森、北の景勝地として名高い十和田湖から流れる奥入瀬渓流。豊かな水と緑に包まれて、生き生きとした自然の美しい風景が夏バテ気味の疲れた心と体を癒やしてくれる。

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上質な洋食を会席スタイルで味わう 西洋膳処「奥入瀬」 カツレツ、グラタン、ハッシュドビーフなど、日本人が慣れ親しむ洋食を、会席仕立てにしたコース料理を楽しめる西洋膳処「奥入瀬」。シックで落ち着いた雰囲気の中、肩肘張らずに箸でいただける。食材だけでなく、日本酒やワインも地元、東北産にこだわったセレクトも楽しめる。
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渓流を臨む特等席で堪能する ブレックファースト 夏の期間だけ特別に、水のせせらぎ朝の爽やかな空気を感じながら、渓流沿いのテラスで朝食をとることができる。この「渓流テラス朝食」のメインディッシュ「奥入瀬エッグベネディクト」はホタテとポークの2種類。パンやフルーツも絶品で、朝から優雅な気分に浸り満足感たっぷり。
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奥入瀬渓流ならではのマニアックな アクティビティ「苔さんぽ」 日本全体では約1800種類の苔があると言われているが、奥入瀬渓流にはそのうち約300種類があると言われている。奥入瀬渓流ホテルでは、苔の魅力に触れるアクティビティ、苔さんぽが人気だ。 ネイチャ—ガイドに率いられ、渓流に出かけると、ちょうど雨もやみ、苔がたっぷり水を吸って輝く絶好の“苔日和”。見渡す限り緑のグラデーションの中、肌寒いくらいのしっとりとした空気を渓流沿いの遊歩道を歩きながら、岩肌に接近してルーペで苔を観察。途中、コーヒー休憩を取ったりして約2時間半かけてわずか1キロメートルほどを散策。苔好きはもちろん、特に苔に興味のない人も、あっという間に感じられるほど充実した経験になった。苔観察をよりいっそう充実させたいなら、毎夜ラウンジで開かれる「森の学校」に出席して予習するのもおすすめ。
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星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 住所/青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231 TEL/0570-073-022(星野リゾート予約センター) URL/www.oirase-keiryuu.jp

アートの街のランドマーク 「十和田市現代美術館」を訪問

Text:Koyuki Awai
Edit:Masumi Sasaki

Profile

佐々木真純Masumi Sasaki フィーチャー・ディレクター/ウェブ・コンテンツディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける何でも屋。操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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