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Lifestyle Trip

エディターズトリップ
癒しと涼しさを求めて避暑の旅、青森・奥入瀬渓流へ

夏まっさかり、このうだるような暑さから逃げ出したい! 自然の中で涼みたい、そんな人にうってつけの避暑地が、青森、北の景勝地として名高い十和田湖から流れる奥入瀬渓流。豊かな水と緑に包まれて、生き生きとした自然の美しい風景が夏バテ気味の疲れた心と体を癒やしてくれる。

Text:Koyuki Awai
Edit:Masumi Sasaki

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奥入瀬渓流のここが魅力!

十和田八幡平国立公園に属し、特別名勝かつ天然記念物に指定されている奥入瀬渓流。全長14キロの渓流には、滝や清流、岩や苔など、見どころもいろいろあるが、何よりひんやりとした美味しい空気を胸いっぱいに吸い込めるという贅沢が最高の喜びではないだろうか。遊歩道は渓流と同じ高さにあり、森の雰囲気を味わいながら、街の散歩のような軽装で出かけられるのも魅力。360度の視界が鮮やかな緑でいっぱいで、まるで全身を緑に包まれているような感覚になるだろう。

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岡本太郎の遺作となった力強い巨大彫刻の暖炉《河神》は圧巻。

岡本太郎作の大暖炉《森の神話》には、夜になると火がくべられまたいい雰囲気に。

十和田・奥入瀬の旅の拠点は「奥入瀬渓流ホテル」をチョイス

奥入瀬渓流沿いにある「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、渓流の魅力を堪能するに最適の宿。全189室の客室は山側と渓流側の2タイプあり、中でも3室限定の渓流和室露天風呂テラス付は、板張りのテラスに露天風呂があり、渓流を眺めながらリラックスタイムを過ごすことができる。このホテルの顔とも言えるのが、2つのラウンジにある岡本太郎作の巨大な暖炉「森の神話」と「河神」。窓の外に広がる自然を背景に、作品の生命力あふれる躍動感が印象深い。

そして、旅の楽しみとして外せない「食」も充実。2016年4月に館内レストランがリニューアルし、青森の名産品であるりんごにこだわった「青森りんごキッチン」と、洋食を会席スタイルで提供する西洋膳処「奥入瀬」に生まれ変わった。

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りんごにこだわった
個性派ビュッフェ「青森りんごキッチン」

入口から、津軽びいどろ製のりんごのオブジェと、本物のりんごがずらりと並ぶ「ウェルカムりんごセラー」がお出迎え。木の温もりあふれる空間に、ブナの木の工芸品BUNACOで作られた、りんごモチーフの照明。青森りんごキッチンは、その名の通り、青森県が生産量日本一を誇るりんごを、料理はもちろん、インテリアにもふんだんに取り入れている。

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青森の伝統工芸とりんごを絶妙に取り入れていたインテリア。

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ほかでなかなか味わえない季節に合わせたりんご料理が自慢。

「鴨のスモークとりんごのサラダ」「炙りサーモンマリネりんごのピューレソース」「りんごとチキンの煮込み」「りんごの天ぷら」…メニューの4分の1はりんご料理というほど、りんごメニューが目白押し。季節によってりんごの品種を変え、前菜に添える爽やかなドレッシングからメインの素材としてまで、フレッシュな風味や食感で味に豊かさを加えている。ビュッフェスタイルだから、これらの料理を好きなだけ楽めるのも魅力。食後の締めに、シェフが目の前で仕上げてくれる「あつあつアップルパイ」もお忘れなく。焼きたてアップルパイに、濃厚なソフトクリームを添えて一緒に味わうと一層美味しさアップ。

上質な洋食を会席スタイルで味わう
西洋膳処「奥入瀬」

Profile

佐々木真純(Masumi Sasaki)ファッション・フィーチャー・ディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。雑誌『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける欲張り何でも屋。写真家・操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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