予想以上すぎる超サンドイッチ体験!『KOHEI NAWA|SANDWICH』展
名和晃平。多種多様なマテリアルを変幻自在に操り、いま世界で最も注目を集める日本人アーティスト。
……と聞いて、「知ってますが何か?」「auのデザインプロジェクト「iida Art Editions」でアートピースを発表、ミュージシャンのPVやステージセットも手がけ、コム デ ギャルソンとのコラボレーションも展開してるよね」
と胸を張ったアート系キラキラ女子へ。悪いことは言わない。黙ってこの記事をお読みなさい。
その理由は……表参道のGYREで開催中の展覧会『KOHEI NAWA|SANDWICH』が、「予想はしていたが、予想以上すぎる!」ともいうべき超展開を見せているからなのだった。
SANDWICHの外観 (Photo: 表 恒匡|SANDWICH)
まず最初に、これは名和晃平の“単独”の展覧会ではない。
名和を中心としたアーティストやデザイナー、建築家などさまざまなジャンルのクリエイターが集うスタジオ「SANDWICH」の活動に焦点を当て、作品が生み出されていく臨場感を体感させるという、初の試みだ。
京都市伏見区、宇治川沿いに位置するサンドイッチ工場跡をリノベーションして、約5年前にスタートした広大な空間。
そこに、世界各国からアーティストや最先端の素材を扱うメーカー、エンジニア、美大生に至るまで多種多様な人々が集い、多岐にわたる活動を展開している。
▶ 名和晃平 × 創作プラットフォームの初展覧会!
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