猫星ラピスが占う2023年上半期|双子座の運勢
2023年上半期、あなたの運勢は? 猫星ラピスが、あなたの心にそっと寄り添うメッセージをお届けします。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2023年1・2月合併号掲載)
双子座|Gemini
5/21〜6/20 生まれ
影響力が高まる風の時代のトップランナー
2023年前半は、調子を整えながら段階的にグレードアップを図っていく時期。あなたのもとには22年8/21からトラブルメーカーの火星がいて、10/31から逆行していました。23年1/12まで双子座・火星の逆行が続くため、年明けは何かとハプニングが多く、さまざまな「とばっちり」を受けて、本当は責任を取らなくてよいことに関してまで頭を下げなければならないかもしれません。22年に一度解決したことも、火星があなたのもとに滞在する3/25までは、油断禁物です。慎重かつクールに動いて正解です。
火星が双子座から抜ける前日の3/24は、約14年ぶりに冥王星がシフトし、仲間の風のサインに入る重要なポイントになります。本格的な風の時代のスタートとなり、あなたにとっては「理想が次々と現実になっていく」魔法のような流れが到来。双子座のアイデアや芸術表現がスケールの大きな影響力を持ち、人々にポジティブな影響を与えていく時代となります。冥王星の公転周期は長いため、これは43年まで続きます。ただし、23年の冥王星の動きは遅く、5/2には逆行をスタートさせ、6/12にはまた元の地の星座にリターンしてしまいます。世の中の動きも不確定で「新しい時代が来た」ということをいったん自覚しつつも、23年下半期にはまた逆戻りしたムードに染まりそう。
それでも、社会全体としては確実に古い殻を破り「後戻りは無意味だ」という感覚を共有していく時期になります。双子座はこの時代のトップランナーとして邁進していく役割を担っていきます。プライベートでも楽しいことはありますが、23年前半はトータルで見ると、ほとんどの天体が社会的な領域に滞在するため、個人的な楽しみよりも「公の役割」にフォーカスすることが多くなりそうなのです。ある程度の緊張感に包まれながらも、あなたなりの柔軟性をキープして「手を抜くところは抜く」ことを意識してみて。ユーモアと遊び心もますます求められます。
4/20から5/14までは無意識のハウスで支配星・水星が逆行。4/4から6/11まで無意識のハウスに長期滞在するため、過去のトラウマや家族や教師とのトラブルを思い出し、ハードな精神状態になるかもしれません。一人で抱え込まずに、心理学の専門家のカウンセリングを受けるのもおすすめです。
5/17には約1年ぶりに幸運星・木星が移動し、この天体も「無意識のハウス」に入ります。インスピレーションに恵まれ、他人の心が手に取るようにわかる時期なので、トレンド予測や「ブームの仕掛け人」として大活躍できそう。その分、精神を使いすぎて消耗したり、明晰夢をたくさん見て眠った実感が得られないなどの副作用もあるかも。22年から働きづめの双子座は「緩める」「癒やす」も習慣化していって。恋愛も、犠牲を伴う愛より「安息」の愛が大吉です。