表参道に2万本のペットボトルで埋め尽くされた空間が出現!? | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

表参道に2万本のペットボトルで埋め尽くされた空間が出現!?

表参道のど真ん中に、大量のペットボトルの山が現れました!!

場所は、表参道ヒルズの「表参道 R スタジオ」。一体なにごと!? と足を止めて見入る人もちらほら。

これは、アニヤ・ハインドマーチによるインスタレーションで、使用済みのペットボトルを再利用したコレクション“I AM A Plastic Bag”の発売を記念したもの。2月のロンドンファッションウィークでも、お店をペットボトルで埋める同様のインスタレーションが催されていました。

表参道 R スタジオを埋め尽くしたのは、2万本ものペットボトル。なんと、これだけの量が日本でたった25秒の間に消費されているのだそう。

実際にこの量を見せられると、ゾッとしますよね。喉が渇いたからと、普段なんとはなしにペットボトル飲料を買っている自分を反省。なにごとも「チリツモ」で、小さな行動が大きな差を生むとはまさにこのこと。

2007年にアニヤ・ハインドマーチが発表した“I’m NOT a Plastic Bag”を覚えていますか? セレブたちが大勢持ったことで注目を集め、日本でも発売日に大行列ができました。当時はレジ袋を使う量を減らすための提案でしたが、それから13年が経った今登場した“I AM A Plastic Bag”は、さらに一歩踏み込んで資源を循環させることをテーマに誕生しました。

ラージサイズのトートバッグは500ccのペットボトル32本使っているのだそう!

アニヤさんらしいシャレのきいたネーミングも素敵です。インスタレーションは6月30日(火)まで。近くを通りかかった際は、ぜひ注目してみてください。そして、“I AM A Plastic Bag”コレクションの詳細は、下記の記事をご覧ください!

 

場所/表参道 R スタジオ
期間/2020年6月25日(木)〜30日(火)
住所/東京都渋谷区神宮前4丁目12−10

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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