おうち時間に聴きたい、ファッションブランドの音楽プレイリスト | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

おうち時間に聴きたい、ファッションブランドの音楽プレイリスト

家にいると心と体が音楽を欲しているのをひしひしと感じます。これまでは移動時間に聴くことが多かったのですが、この機会に音楽を掘り起こしたいという気持ちが高まってきました。そんなときにもってこいのSpotifyで見つけた、ファッションブランド発信のプレイリストを紹介します。

The Row

ザ・ロウ(The Row)は2020年秋コレクションのプレゼンテーションでも使われたエルビス・プレスリーの「Can’t Help Falling in Love」をはじめとするクラシックな曲と、ビーチハウスやアリエル・ピンクといったコンテンポラリーなアーティストもチョイスしていて、このミックス感がとてもおしゃれ! 全体的にゆるっとリラックスした雰囲気でとても落ち着きます。

Alexander McQueen

アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)は、20年以上ブランドのサウンドトラックを手がけているジョン・ゴズリングが編集したプレイリストを配信。過去のランウェイで使用された曲を含む、マックイーンワールドに浸れるラインナップです。2020年春夏コレクションのショーで使われた注目の音楽家、イソベル・ウォーラー・ブリッジの曲が素敵。

REDValentino

レッド ヴァレンティノ(REDValentino)も毎月プレイリストの配信をスタート。Vol.1ではラナ・デル・レイやマーク・ロンソン、Vol.2ではフリートウッド・マックやトーリ・エイモスをピックアップしていて、幅広いテイストです。可愛い女の子から「私こんな音楽も知っているのよ〜」と教えてもらっているような気分に。

Prada

プラダ(Prada)はショーやキャンペーンで使用した曲をまとめています。やっぱり音楽はそのシーズンのムードを掴むのに重要な要素ですね。

Dries Van Noten

ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)はなんと!1991年から2020年までのショーに使用された曲をリストアップ。全428曲、33時間という大ボリュームです。全部通して聴くとなると、かなりの気合が要りそう。

Marc Jacobs

マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)は、LOVEマガジンのケイティ・グランドやヘアスタイリストのグイド・パラオなど、ブランドと親しいフレンズたちがキュレーションしたプレイリストを毎週更新。最新バージョンでは、ソフィア・コッポラによる自粛中のプレイリストも!! これは激アツです。

Kenzo

ケンゾー(Kenzo)は、「#stayhomewithKENZO」と称してセレクターを立てたプレイリストを公開。モデルの松岡モナや、実写版映画『アラジン』でジャスミン役を演じた女優ナオミ・スコットがセレクトした音楽が聴けます。

Lemaire

ルメール(Lemaire)のプレイリストも超充実しています! ショーの音楽などを担当している音楽プロデューサーのPilooskiやデザイナーらのセレクトによる、2020年春夏コレクションのショーで使われた曲集や、女性ヴォーカルソングを集めた「Women’s voices」という素敵なエディションも!

Paco Rabanne

パコ ラバンヌ(Paco Rabanne)からは、ブランドのレトロフューチャリスティックな世界観を表現したトラックリスト。エレクトロからセルジュ・ゲンズブールやフランソワーズ・アルディといったフレンチポップまで、引き出しが豊富で楽しい!

普段触れることのない音楽と出合えるのは楽しいですね。お気に入りを見つけたときの喜びもひとしお。素敵な音楽ライフをお楽しみください!

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Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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