冬だけじゃない! オフシーズンの白馬村で、自由度の高い貸別荘ステイを
国内屈指のスノーリゾート地として、海外の観光客からも人気の長野県白馬村。ホテルや街の開発も進み、年々ますますの賑わいを見せています。しかし、白馬のベストシーズンは冬だけではありません。この夏、広大な大自然のなかで貸別荘ステイを体験してきました。
宿泊したのは、白馬村で4軒のホテル、50軒の貸別荘とアパートメント、8軒の飲食施設を展開する白馬ホテルグループの貸別荘フェニックスホテル&シャレー。東京駅から長野駅まで北陸新幹線で1時間20分、長野駅からはグリーンシーズンのみホテルが送迎車を手配してくれるので、1時間ほどで到着します。
ホテルやペンション、レストランなどが多く建ち並ぶ和田野エリアに位置し、豊かな自然に囲まれたリゾート感たっぷりの佇まいです。
住むように滞在したい、快適な貸別荘ステイ
泊まったのは、6名宿泊可能な3ベッドルームのシャレー。落ち着いたインテリアのリビングルームは、家のように寛げる広々とした空間です。
長期滞在にはうれしい、キッチンも完備。電子レンジにオーブントースター、炊飯器、ホットプレート、調理器具、食器にカトラリー、グラスまで、足りないものがないくらい充実の装備です。地元の食材を買い込んで、料理をするのも良いですね。食洗機も付いていたので、洗い物も楽ちん。
1階の浴室には大きな窓があり、目の前に木々が広がる素敵な眺め。浴槽が床下に掘られているので、お湯に浸かると頭だけを出して窓の外を鑑賞できそうです。
2階には、3つの寝室とバスルームが2つ。1つのベッドルームには、この日特別にHypericeのマッサージガンが置かれていました。こちらは通常、白馬ホテルグループの「THE HAPPO」のみに用意されているものだそう。強力なパワーで凝りをほぐしてくれます。
3世帯まで一緒に泊まることができて、しっかりとプライベートな空間を確保できるので快適。洗濯機やアイロンもあるので、本当に暮らすようなリゾートステイが叶います。
フェニックスホテル&シャレー by 白馬ホテルグループ
住所/長野県北安曇郡白馬村北城4690
TEL/0261-75-5511
シェフが目の前で焼き上げる、特別なBBQプランも
部屋で料理をするのも良いですが、スペシャルな食体験をするなら、シェフが目の前の薪火オーブンとピザ窯で調理するBBQもおすすめです。白馬ホテルグループ内の貸別荘、「One Happo」に隣接するスペースでは、地元で人気のレストラン「MIMI’S」のシェフのカズさんとユキさんが腕を振るうグリル料理やピザなどを味わうことができます(最大10名まで、25万円から)。
この日は地元で採れた新鮮な野菜を使ったサラダやグリル、信州サーモン、A5ランクの和牛、ピザなどをいただきました。
野菜の味が濃いことと言ったら! 素材そのもののおいしさにも驚きましたが、そこにシェフの力量が加わり、どれもシンプルなのに抜群においしくて感動……。火があるとライブ感も味わえます。量も盛りだくさんで、みんなで囲むには最高の料理! 大人数で賑やかに楽しむのが良さそうです。
翌日は、レストラン「MIMI’S」特製の朝食を部屋まで届けてもらいました。グリーンシーズンのみ、デリバリーしていただけるといううれしいサービスです。信州サーモンのエッグベネディクトに白馬産の野菜を使ったサラダ、自家製のパンプキンスープなど、彩り豊かなメニューに食欲が刺激されます。外のテラスで食べるのが気持ちいい!
BBQセットも備えてあるので、自分たちで食材を買って調理することも可能。
そのほか、白馬ホテルグループが運営する飲食店も点在し、コーヒーからランチ、ディナーを提供するカフェ&バー「The Clubhouse」や、ホテル「THE HAPPO」に併設された「The Grill」をはじめ、多様なレストランを用意しています。
デリバリーやテイクアウトで楽しむアフタヌーンティー
前述したカフェ&バー「The Clubhouse」では、この夏からアフタヌーンティーの提供をスタート。「MIMI’S」のユキさんが手がける、温もり溢れるスイーツとセイボリーでほっこり安らぐひとときが過ごせます。この日は特別にラグジュアリーアパートメント「ROKA」のペントハウスでいただきました。
季節のフルーツを使ったグラススイーツはレアチーズケーキ。3種のクッキーは、米粉のバターサブレ、プレッツェル型の胚芽クッキー、オートミールクッキー。さらにマカロンが3種。
スタンドの下段は、玉ねぎとチーズと生ハムのキッシュ、四角いケーキは、ブラウニーとダークチェリー入りサワークリームケーキです。
さらに、スモークサーモンとクリームチーズのクロワッサンサンドとボリュームたっぷり! ホームメイドのクッキーやブラウニーなどの焼き菓子がおいしかったです。
ティーセレクションは、スミス・ティーメーカーの豊富なラインナップからセレクトできます。さつまいもやバターの香りを思わせる、緑茶「スプリング グリーンズ」など、ユニークなフレーバーも楽しい。これで1名¥2,500とはお得です。
さらに、デリバリーやテイクアウトも受け付けています(2名分¥5,000〜)。宿泊先の部屋やテラスなど、好きな場所でティータイムを味わえます。融通が利くサービスも魅力です。
まだまだある! 用途に合わせて選びたいラグジュアリーな宿
白馬ホテルグループが展開する、多様な宿泊施設を紹介。ラグジュアリーアパートメントの「ROKA」は、オリンピック会場にもなった白馬八方尾根の咲花ゲレンデ位置するレジデンス。
全室スキーイン・スキーアウトできる絶好のロケーションと、モダンなしつらえが魅力のアパートメントです。
テラスからは絶景が臨め、癒しのステイができそう。
続いて、こちらの「ONE HAPPO」はフォーブス誌がアジアで最も豪華なスキーシャレーのトップ5に選んだラグジュアリーなシャレー。
広ーいキッチンにはウォークインワインセラーも。ビリヤード台が鎮座し、音響の良いオーディオも用意し、大人の秘密基地のような雰囲気です。
温泉からサウナ、ジムまで備え、一歩も外に出たくないと思ってしまうかも。
冬の外観はこちら。
白馬の大自然を満喫! 周辺のマストGOなスポット
白馬に来たら、足を伸ばして訪れたい名所を紹介。
白馬岩岳マウンテンリゾート
一年を通じて、さまざまなアクティビティが楽しめるマウンテンリゾート。ゴンドラに乗って山頂まで辿り着くと、北アルプスの絶景が眼下に! 乗馬やマウンテンカート、大型ブランコなど、大自然を遊び尽くすコンテンツが多数。
THE CITY BAKERYが併設されたHAKUBA MOUNTAIN HARBORには、白馬三山をパノラマビューで楽しめる絶景スポットがあります。
白馬豚を使ったクロワッサンサンドも、自然の中でいただくとおいしさ倍増。澄んだ空気に日常で荒んだ心が浄化されるようでした。
白馬ジャンプ競技場
1998年の長野オリンピックのスキージャンプ競技で利用されたジャンプ場。こんなに急なスロープだったの!? と迫力に圧倒されます。私の地元である北海道余市町出身の船木和喜選手が長野オリンピックで大活躍したのは記憶に残っており、感動もひとしお。リフトで登ることができ、スタート地点からジャンプ台を見学できるそうです。
初めて訪れる白馬でしたが、オフシーズンも魅力がたくさんで癒される旅となりました。これから紅葉の季節もきっと美しいことでしょう。これから避暑は軽井沢ではなく、白馬もありです!と強くおすすめします。
白馬ホテルグループ
hakubahotelgroup.com/
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