モネの名画にインスパイアされた、メズム東京のアフタヌーンティー | Numero TOKYO
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モネの名画にインスパイアされた、メズム東京のアフタヌーンティー

竹芝のホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」で人気の名画をモチーフにしたアフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビション」。3月からは第5弾「パラソル」がスタートしました。

「印象・日の出」や「睡蓮」、「草上の昼食」などで知られる印象派を代表するクロード・モネ。最初に提供されるのは、彼のゆかりの地や時代にちなんだスイーツ&セイボリーです。このために作られた、細長いプレートに乗ってお出ましです。 左から、サントノーレ、ピュイダムール、サバラン、ベーコン風味のスコーン、ヴィクトリアサンドイッチケーキ。 フィナンシェ・サレ(オリーブ風味)、ガレット、ミルリントン、と多種多様なラインナップが8種類! 小さなサイズでいろいろ食べられるのがうれしいです。 サントノーレはモネが誕生した1840年頃にパリで生まれたお菓子。ピュイダムールは、モネが少年時代にノルマンディー地方に移住したことから、その地方のスイーツをフィーチャー。モネの人生をお菓子を通して辿るようにできています。時系列に並んでいるので、左から順番に食べるのがおすすめです。

ペアリングモクテルは、レモン風味のアールグレイをべースにソーダやセルフィーユ(ハーブ)を加え、梅シロップをアクセントに仕上げたもの。日本好きだったモネにちなんで、和のエッセンスを取り入れたモクテルです。梅のフレーバーが爽やかでさっぱり、ごくごく飲めちゃいます。

そして、目玉のケーキがこちら!

モネの「散歩、日傘をさす女性」をモチーフにしたケーキとモクテル。

女性の上半身をホワイトチョコレートで、傘はピスタチオのクッキー、スカート部分はクリームをコーティングしたフレジェです。

モクテルは、綿あめにマスカットのソーダ、マスカットゼリーや牛乳ゼリーで青空を表現したもの。

ケーキの断面も美しい! ビスキュイ・ダマンド(アーモンドのスポンジ)に苺の果肉が入ったピスタチオクリームや、ピスタチオビスキュイが重ねられています。しっかりした生地で食べ応えも満点。女性が立っている土台には、ピスタチオビスキュイと食用花で野原まで再現。

最初は小さなセイボリーとスイーツでお腹がいっぱいになるのかなぁと思いましたが、こちらのケーキも含めるとかなり大満足なボリュームでした!

モネの生涯に思いを馳せながら、その土地や時代のお菓子を楽しめるスイーツやセイボリーの数々。名作を完全再現したフォトジェニックなケーキまで、知的好奇心をくすぐる優雅なティータイムをお過ごしください。

アフタヌーン・エキシビジョン「パラソル(Parasol)」
提供期間/2022年3月1日(火)~6月30日(木)の平日限定
提供時間/14:00~ / 15:00~
提供場所/メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
料金/¥5,350 (消費税・15%のサービス料込み)
予約URL
(2日前の22:00までに要予約)

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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