スタイリッシュで居心地の良いホテル「Zentis Osaka」でおしゃれステイ | Numero TOKYO
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スタイリッシュで居心地の良いホテル「Zentis Osaka」でおしゃれステイ

大阪市役所や大阪市中央公会堂など歴史的建築物が多く、文化の香りが漂う大阪・堂島浜エリア。近くには堂島川・土佐堀川が流れ、美しい景観も魅力です。ここに2020年7月開業した「Zentis Osaka(ゼンティス大阪)」は、パレスホテルが手がける新しいホテルブランド。スタイリッシュな空間でお籠もりステイを体験してきました。

プライベート感ある宿泊者専用ゲストラウンジでゆったり

ロビーには2階のレストランへ続く大きな階段があり、ホテルの顔のような存在感。エレベーターの壁には本や花器などがディスプレイされ、誰かの家に来たかのようなくつろぎ感を演出しています。

そして階段の後ろに広がるのは、宿泊者専用のラウンジ。ホテルのインテリアデザインは、世界のラグジュアリーホテルを数多く手がけるタラ・バーナード氏が担当しており、このラウンジはイギリスの邸宅をイメージして作られたのだそう。

ソファの配置といい、インテリア一つ一つのセレクトといい、おしゃれで洗練されているけれどリラックスしたムードがたっぷり。一人用のブースのような席もあるので、ここで仕事も捗りそう。

奥にはエコ暖炉があり、冬の夜には焚くそうです。それもまた雰囲気良さそうです。

外にはテラス席も! 暖かい日にはここでのんびり読書なんて最高。

コーヒーや紅茶は無料で、箕面ビールや北新地ビールなどのローカルクラフトビールやソフトドリンクを購入できます。ご当地ものも多く、楽しいラインナップです。

空間をうまく活かした、モダンで温もりある客室

次はお部屋を案内します。基本の客室タイプ「ステュディオ」がこちら。25平米とコンパクトでありながら、それを感じさせない空間の作りになっています。入ってまず、開けた視界と奥行きにハッとしました。

普通は壁で遮られていますが、このテーブルがあるおかげで、広々と開放感のある印象に! 電気ケトルや加湿器、冷蔵庫などが収納され、引き出しにはカトラリーやお皿、コーヒーなどが入っています。

コーヒーに緑茶。デカフェがあるのがうれしい!

部屋からシャワールームを見るとこんな感じで、空間がとにかく開けています。手前の個室は洗面所なのですが、一部を透明にしているのも、入口から見たときに圧迫感のない印象にするためなんだとか。

部屋には、アーティスト江原正美さんによるホテルのコンセプトからインスパイアされたアートワークが飾られています。書道のような絵のような、なんとも言えない一筆書きのアート。モダンなインテリアとも不思議と馴染んでいます。

テレビはApple TV 4K搭載の49インチ。テーブルやソファの色合いが可愛いのです。ランプもおしゃれ。

ベッドにはラグが敷いてあり、家でくつろいでいるかのような雰囲気を醸し出しています。

バスアメニティのパッケージは、紙製。オーストラリアのスキンケアブランド「HUNTER Lab」のシャンプーやボディソープは、大きなボトルのままシャワールームに置いてあり、環境への配慮が感じられます。

この「ステュディオ」の角部屋タイプが「コーナーステュディオ」という客室で、バスタブ付きです。

そして、ホテルに2室のみの「スイート」がこちら! 広々として眺望も良いリビング。

インテリアもスイートだけの特別なものです。

バスタブに入りながら、窓の外の景色を眺められるという仕掛けも!

アフタヌーンティー、ランチからバーまで
オールデイダイニングで美食体験

ホテルの2階には、1日中楽しめる「UPSTAIRZ ラウンジ、バー、レストラン」があります。

ラウンジエリア、バーカウンター、奥にはレストランがあり、さまざまななシーンやニーズに合わせて利用できるのが魅力。

この他、個室やテラス席も完備!

「UPSTAIRZ」の料理を監修するのは、中目黒のミシュラン一つ星レストランとして掲載されている「CRAFTALE」のエグゼクティブシェフである大土橋真也氏。朝食をいただきました!

和洋から選べる朝ごはんは洋食をセレクト。小鉢が7品とスープ、出汁巻に焼きたてクロワッサンといった品数豊富なラインナップです。この日のスープは大根のポタージュ。1日の始まりを温かいスープで始めるのは幸せです。料理も一品一品が凝っていて、お魚にはジェノベーゼをお煎餅のようにしたものが添えられていたり、サーモンに柿のピューレを合わせたりと手が込んでいるのがわかります。

ランチメニューのイメージ
ランチメニューのイメージ

フレグランスを纏って、出発!
“身支度”をテーマにした部屋も

ホテルのユニークな施設を紹介。「Room 001」は宿泊者のみが利用できるスペースで、24時間利用可能。“身支度”をテーマに、コインランドリーやアイロンを備えています。面白いのが、香水をキュレーションしたフレグランスバー。

季節によって香水を8種類ラインナップし、宿泊者は自由に試すことができます。旅先での香りの出会いは特別なものになりそうです。

アメリカでシューシャインを修行した靴磨き職人・大岡辰徳氏による靴磨きサービスも要予約で提供。
他にも、大阪にまつわるライブラリーもあり、洗濯が仕上がる間も楽しめそう。

24時間営業のジムでは、ランニングマシーンやバイクのほか、ホテルには珍しいウェイトトレーニングができるマシンも! ジムさながらの環境でワークアウトできちゃいます。

ホテル内で全てが完結し、おしゃれで快適なステイが叶う「Zentis Osaka」。また安心して旅ができる日が来たら、必ず訪れたいと思います。

Zentis Osaka

住所/大阪市北区堂島浜1丁目4番26号
TEL/06-4796-0111(ホテル代表)
https://zentishotels.com/ja/osaka/

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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