現代人に不足しているミネラルを補う!? 北欧式岩盤浴の「mineralism」体験 | Numero TOKYO
Beauty / Editor's Post

現代人に不足しているミネラルを補う!? 北欧式岩盤浴の「mineralism」体験

「ミネラル」とは度々耳にする言葉ですが、「体に良いものなんだろうな」ぐらいの認識でした。ある日、70種類以上の天然ミネラルが取り込めるミネラルミスト岩盤浴が銀座にオープンしたという知らせを聞いて、興味深々。早速体験してみることに。

身体に必要な5大栄養素の一つで、カルシウム・マンガン・鉄・コバルト……などの栄養素を指します。「全ての病態、全ての病気、全ての病弊を追及すると、ミネラル欠乏にいきつく」(!!!)という言葉を残したのは、ノーベル賞を2度受賞したライナス・ポーリング博士というお方だそう。そこまで言い切るとは……、これは摂らない手はありません! ということでGINZA SIXからほど近く、2020年8月にオープンした「minelalism」へ。

ナチュラルな木材の温かみある店内。驚いたのは、この施設には冷房がないこと! 北欧式の建築様式を取り入れているため、冷房なしでもひんやり涼しさをキープしているのだとか。そのほか、床や天井など随所に北欧の知恵が散りばめられている、サステナブルでエコな建物です。

どこかほっこりするおしゃれなデザイン
どこかほっこりするおしゃれなデザイン

ミネラルに話を戻すと、人間が体内で作り出すことができず、外的に摂取するしかないというミネラル。野菜や果物から摂ることはできるものの、化学肥料が使われるようになった今、野菜や果物自体のミネラル不足は60~90%も進んでいると言われているのだとか。そこで、豊富なミネラルをもっと簡単に、より効果的に体内に取り入れられるように、と考案されたのがこのminelalism。マイルドな石風呂とドリンクからたっぷり摂取していきます。

清潔なシャワー室
清潔なシャワー室

まず、ミネラルの吸収をよくするため、メイクを落とし体や髪を洗います。作務衣のようなウェアに着替えたら、いざ岩盤浴へ。岩盤浴10分、ミネラル水を飲みながら休憩10分、これを3セット繰り返します。

時間を計る砂時計
時間を計る砂時計

岩盤浴の扉を開けると、むわっとサウナのような熱気です。床には石がびっしり敷き詰められています。ジャリジャリ音を立てながら進み、指定の場所に寝転びます。

このとき、気になる場所に石をのせるのも良いそう。私はお腹や肩にのせました。40度前後の石風呂で、イオン化されたミネラルミストが吸収されていきます。じんわり汗をかいてきて、気持ち良い。でもそろそろ上がりたい!と思っているうちに10分経過。休憩します。

たくさんのミネラルが溶け込んだお水を飲みます。普通のお水との違いはそんなに感じないので、違和感なく飲めます。

休憩スペースは、このように段差のある空間になっていて、好きな場所で休んでよし。Wifiも繋がり、電源もあるので携帯を持ち込むことも可能。

ロフトには、畳のスペースも! 天井が低くて、落ち着きました。10分休んだら、また岩盤浴へGO。これを3回繰り返した後は、なんだかとてもスッキリ清々しい気分に!

それもそのはず、1回で600キロカロリーほど消費しているそうで、運動をした後のような爽快感があります。この気持ちよさは病みつきになりそう。前後で体温を測ると、2度ほど上昇していました! 体が芯からポカポカしているような気持ちに。オーナーの鰐部さんは長年悩まされていた便秘も改善したそうです。他にも、老廃物のデトックス、免疫力向上、新陳代謝を良くする、冷え性改善、肌や髪、歯が強くなる……などさまざまな効果が期待できるよう。

ハイレベルなレプロナイザーのドライヤーを常備
ハイレベルなレプロナイザーのドライヤーを常備

もう少し通ってみて、効果を見てみようと思います。今なら1回¥3000で体験できるので、ぜひミネラル体験をしてみてください。

mineralism GINZA店
住所/東京都中央区銀座7-11-6 GINZA ISONOビル B1F
TEL/03-6263-8484
営業時間/10:00〜22:00(最終入店20:00)
利用料金 入会金(初回のみ)¥3,000
平日 120分 ¥3,000 / 休日120分 ¥3,500
回数券(平日のみ)11枚 ¥30,000
入りたい放題定額 ¥25,000/月
初回体験(1回のみ)¥3,000
定休日/第2月曜

URL/https://mineralism.jp/

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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