高知が一番熱くなる4日間! 初めてのよさこい祭りへ
街全体がお祭りムード一色に染まる、高知県の夏の風物詩、よさこい祭り。今年も2018年8月9日(木)から12日(日)まで開催され、街は白熱の渦に。日本を代表するこの一大イベントに、ついに足を運ぶことができました!
前夜祭と、本祭2日間、最終日の全国大会&後夜祭の4日間からなるよさこい祭りは、今年で65回目の開催。今回2度目の高知訪問でしたが、前回訪れたゴールデンウィークとは比べ物にならないほど、街はたくさんの人で大賑わい! 約200のチーム、約1万8千人もの踊り子が集結し、市内9カ所の競演場と7カ所の演舞場を回って、休むことなく舞を披露するのです。
長い距離のアーケード街などの演舞場では、何度も曲を繰り返しエンドレスに踊るのですが、疲れを微塵も感じさせない楽しそうな踊り子さんの表情は、見ているだけでグッときます。それに応えるように観客は団扇で風を送り、エールを送ります。そのコミュニケーションも楽しみの一つで、ほっこりとした温かい気持ちに。
一生懸命なちびっ子たちの姿にも、胸が熱くなります。
毎年大賞を争う強豪チーム「十人十彩」は、ドラマティックな幕開けでがっちり心を掴み、力強く凛々しい演舞と、緩急のメリハリ、そしてクライマックスまで駆け抜ける格好よさ! 昨年友人が踊ったこともあり、思い入れもひとしお。
今年大賞に輝いた「ほにや」は、美しい隊列と息がぴったり合った華のあるダンス、後半の曲調変更からの盛り上がりで最高潮に達し、観客を魅了していました。
日本舞踊を取り入れた、優雅で上品な身のこなしにうっとりとする「濱長 花神楽」。川の流れを表現するときに使う、名物「晒し」の技術もお見事でした。
よさこいは踊りだけでなく、音楽を鳴らすド派手な装飾の地方車や、超巨大なフラフ(よさこい旗)のパフォーマンスなど、他にも見どころが満載。
老若男女が一丸となり、一曲づつ気持ちを込めて踊る。踊り子さんのよさこい大好きな気持ちが伝わってきて、心が動かされます!
そんなよさこいが、東京でも見られるチャンス! 毎年恒例の「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい2018」が、今年は8月25日(土)と26日(日)に開催されます。ぜひ、間近でよさこいの熱気に触れてみてください。