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Lifestyle Editor's Post

野波麻帆さんがデザイナーに
夫婦で生み出したキッズブランド「himher」

mahononami himher
女優、野波麻帆さんがデザイナーに 夫婦で生み出した「himher」

「着られなくなったら終わりじゃなくて、子ども服も人から人の手にわたって、“古着”になっていったらいいなと思って」。そんな言葉が印象的だったキッズブランド「himher(ヒムハー)」展示会。

野波麻帆さんと水上剣星さんが、夫婦でキッズブランド「himher」をスタート。展示会形式でお披露目するのはファーストシーズンのみということで、その世界観を覗きに伺いました。ともに役者として活躍するお二人が作る子ども服。それは自分たちが着たいと思う服のミニチュア版ではなくて、子ども時代だから嬉しくて、小さな「いま」だから似合う服。気に入ってたくさん着倒した後、次の子に手渡ししていけるような日常着。自分たちが子どもを授かったから知った価値観を共有したいという、彼女たちらしいアプローチでした。

ハンドメイドのニット

大人になったらポーチとしても使えるファーストバッグ

ユニセックスのアイテムが中心で、ときどきフリル

いつから準備されていたのか聞くと、ちょうど1年前からとのこと。野波さんは昨年秋に第二子を出産されたばかりで、長女はまだ2歳。産後女優業に復帰しながらキッズブランドの立ち上げを決意するなんて、駆け抜けていますね!と、おしゃべりが盛り上がりました。とくに印象的だったのが、「おさがり」の話。ものが大量にあるいま、着られる時期が短い子ども服は、どんどん使い捨てになっているそう。サイズが小さくなったときに「もったいない」と思ってもらい手を探しても、使い捨て前提で買ったものを人に渡すのは躊躇する。そうやって、おさがりのやりとりが昔より少なくなっているみたい。いま、大人のファッションはちょっとしたヴィンテージブームですが、本当にいいものは古着として人の手を渡りながら時代を超えて愛されていきます。「子ども服もそうあってほしいなという願いがあります。ちゃんと古着として受け継がれていくような服を少しずつ作っていきたいです」。

そのためには着る子のお気に入りになることも大事!ということで、動くとシャンシャン音がなるスナップボタンとか、小さい子が喜ぶ「自分専用のバッグ」とか、父母としてのアイデアもたっぷり備わっていました。7月のはじめから、公式オンラインショップを中心に発売がスタートする予定。サイズは90〜140cm展開。まるで家族写真みたいな、ルックブックのビジュアルも素敵です。詳しくはこちら

Profile

新村有希子(Yukiko Shinmura)ウェブ・エディター、エディター。服飾専門学校卒業後、キッズファッションのスタイル提案とビジュアル製作に携わり、2012年より女性誌へ。「Numero TOKYO」公式ウェブサイトにて服や人、本や映画を切り口にした東京カルチャーのトレンドを配信中。古着屋巡りに夢中。

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