至福のモルディブ リゾートOZEN LIFE MAADHOOで過ごす、ラグジュアリーな夏休み〈前編〉
Life / Editor's Post

至福のモルディブ リゾートOZEN LIFE MAADHOOで過ごす、ラグジュアリーな夏休み〈前編〉

心を解き放つオールインクルーシブ体験。五感を満たす美食、心を温まるおもてなし。インド洋を望む静寂の中、自然と調和する建築が極上の心地よさを奏でる、モルディブが誇る至高のラグジュアリーリゾート「THE OZEN COLLECTION」で過ごすアイランド・エスケープ。Numero TOKYO ファッションディレクター岸本佳子が一週間のホリデイの様子をお届けします。

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約8年ぶりのモルディブで夏休みを満喫してきました! 人生で2度目のモルディブですが、きっと波長が合うんだろうなぁ、と思っています。(多分、また訪れるような気もしています)

ラグジュアリープラン一択のモルディブの旅と言えば、やはり一番大事なのがリゾートホテル選び。海は無条件に美しく、太陽も風もトップクラスの気持ちよさ。どのホテルで過ごすかで個性が違ってきます。基本的にモルディブは「One Island, One Resort」だからです。

2025年に私が選んだのは、リピーターも多く訪れると言われている南マーレ環礁に位置するTHE OZEN COLLECTIONです。お忍びでくる富裕層向けのヴィラも完備している、モルディブに2ヶ所あるラグジュアリーリゾート。

今回私は、旅の前半は OZEN LIFE MAADHOOに宿泊し、後半はもう1箇所へ移動という欲張りプランを満喫してきました。(後半の様子はまだ後日公開予定します)

静かな楽園リゾート OZEN LIFE MAADHOO

THE OZEN COLLECTION の魅力の一番は、ラグジュアリーなオールインクルーシブです。

OZEN LIFE MAADHOOの「INDULGENCE™ プラン」というオールインクルーシブの中には、高級シャンパーニュが含まれていて、実はこれって他のリゾートホテルではなかなか叶えられないスペシャルなサービス!その他に、空港送迎、豪華なダインアラウンド、プレミアムドリンク、スパやダイビングなど、さまざまなサービスが基本に含まれています。

海と調和する色使いがスタイリッシュなレセプション
海と調和する色使いがスタイリッシュなレセプション

モルディブといえば水上ヴィラ

客室は全室ヴィラタイプ。静かなビーチの砂浜に佇む46棟のビーチフロントヴィラらは、モルディブの素晴らしい眺めが楽しめます。ロマンチックな雰囲気に包まれた49棟の水上ヴィラからは、絵に描いたようなパノラマビューを堪能できます。どの客室も、モダンなデザイン、美しい自然、南国の陽気な雰囲気が見事に調和しています。

私は憧れの水上ヴィラにステイ。デッキから階段を降りて、海に直接ダイブできるという醍醐味が味わえます。

各部屋には、ミニバー、コーヒー&ティーメイク、オーバーウォーターデッキ、ハンモック、ウォークインクローゼットなどが完備されていて、バトラーサービスもばっちりです。

バスルームは広々と解放的。エリプス型のバスタブから海が見渡せる設計。

 

OZEN LIFE MAADHOOはお部屋のオーバーウォーターデッキがスピリチュアルスポット。ゆっくりくつろげるソファやハンモックもあり、座って海を眺めているだけで、地球上に存在していることの尊さや、すでに自分は幸せであることを実感できます。

横に階段があり、そのまま目の前の海で泳げます
横に階段があり、そのまま目の前の海で泳げます

シャワールームからも海が眺められます。滝のように汗をかくし海にも入るし、1日に何度もシャワーを使うため、バスルームの快適さは気になる所。OZEN LIFE MAADHOO はそこも完璧。アメニティは英国の老舗ブランド「Asprey」という贅沢さ。

オールオンクルーシブなので、もちろんお部屋の冷蔵庫やミニバーの飲み物は自由に飲んでもOK。夏は「キンキンに冷えた白ワイン」が口癖の私ですが、ミニバーにある白ワインがイタリアの名門​ワイナリー「ANTINORI(アンティノリ)」であることが嬉しかったです。 実は私が訪れてみたいワイナリーNo.1なのです。建築も必見らしいです(余談)

イタリアワインの名門「ANTINORI」
イタリアワインの名門「ANTINORI」

朝からひと泳ぎした後は、リゾート敷地内を散歩しましょう。ちなみにTHE OZEN COLLECTIONはWi-Fi環境もバッチリ整っているのでその辺は安心です。うっかり私はeSIMを準備してきたのですが、まったく不要でした。

日差しが強いので帽子はマストハブ。MUJIのSPF50の帽子が大活躍
日差しが強いので帽子はマストハブ。MUJIのSPF50の帽子が大活躍

個性豊かなレストランをご紹介

OZEN LIFE MAADHOOには複数のレストランとカフェ・バーがあるので、長期滞在でもゲストは食事に飽きることはないんです。息をのむような美しいモルディブの景色の中で、心づくしの料理を堪能することができます。

THE PALMS(7:00am〜11:00am/12:30pm〜3:00pm/7:00pm〜10:30pm)

こちらはリゾート中央に位置するメインレストラン。朝食、ランチ、ディナーなどで利用できるオールデイダイニングです。

インドの朝食を食べてみました。Aloo Paratha(アルパラタ)というカレー風味がするジャガイモのパンケーキ。朝よりかは夕方のビールに合うかなと思いました。

 

JOIE de VIVRE(9:00am〜1:00am)

滞在中、私が足繁く通ったのがビーチフロントにあるプールバー&ピッツェリア。美しいラグーンを見渡せるプールサイドに位置していて、南マーレ環礁の息をのむようなサンセットを眺めながら、ドリンクとおつまみが楽しめます。

 

好きな時に好きなだけ「Guy Charbaut」のシャンパンが楽しめるという天国のような毎日。時間を気にせず、ゲストが皆んなビールやらカクテルやらを飲んでるので、こちらも罪悪感なしで乾杯を連呼できました。

昼からシャンパーニュ三昧
昼からシャンパーニュ三昧

水着のままくつろいでOKの居心地の良いバーなんです。

Gin is In/5:00pm〜11:00pm

JOIE de VIVREの2FにはさまざまなGINが楽しめるスペシャリティバーがあります。ハーブ、オーガニック、エキゾチックなど、18種類以上の希少なジンと、豊富なトニックを取り揃えています。

LONU(12:30pm〜6:00pm)

イノベーティブなモルディブ料理レストラン。伝統的なレシピを現代風に再解釈した目にも美しい小皿メニューが並びます。

すべてのお料理のクオリティが高く、本当に美味しかったです。

新鮮なお魚のカルパッチョなど、彩り豊かなディッシュが並ぶ
新鮮なお魚のカルパッチョなど、彩り豊かなディッシュが並ぶ

才能あるシェフが創る、クリエイティブなフュージョン料理。

ちなみにOZEN LIFE MAADHOO 内のレストランでは、リゾート敷地内にあるHydroponics Garden という設備で自家栽培した、新鮮な野菜がサラダなどの料理に採用されています。

Hydroponics Garden
Hydroponics Garden

そして残った食材はコンポーザーなどで処理し、海に優しい環境作りに力を入れています。ペットボトルも皆無。

さぁ、ディナーの前は着替えが必要。リゾートのドレスアップは頑張り過ぎないリラックス系が好ましいです。

シルクのドレスにローヒールのサンダル
シルクのドレスにローヒールのサンダル

モルディブの1日は、飲んで食べて遊んでいると、あっという間に日がくれます。夕方の時間もモルディブリゾートの面白いところ。プライスレスなサンセットを目に焼き付けながら飲むカクテルは別格です。

M6m(Lunch 12:30pm〜3:00pm/Dinner 7:00pm〜10:30pm)

モルディブで味わう唯一無二の水中ダイニング体験。美しい海中の様子を眺めながら、ロブスターなどのシーフード&厳選されたワインのペアリングを心ゆくまで楽しむことができます。

海底でのロマンティックな食事は、いつもよりシャンパーニュが進みます。

ビーチでのアクティビティ

海を眺めてのんびりカクテル……にも飽きてきたので、ビーチで簡単にできるアクティビティにもチャレンジ。

砂浜のすぐ横にあるカウンターで、非電動ウォータースポーツ用具の無料レンタルができるので、ウィンドサーフィン、カタマラン、カヌー、SUPボードなどが楽しめます。私はあまりスポーツが得意ではないのですが、SUPはかなり気に入りました。

ELE | NA ELEMENTS OF NATURE SPA

2日目は静寂に包まれたスパで、至福のひとときを体験しました。贅沢なトリートメントがストレスや緊張を解きほぐして、五感を刺激し活性化させてくれます。

心身ともに癒されました。ELE | NAのプロダクトは香りも素敵。もちろん気に入った商品の購入も可能です。

最高に楽しかったOZEN LIFE MAADHOOでの3日間。ずっとここで暮らしたいくらい、ここの環境が気に入りました。

移動日の朝食はゆっくりお部屋でいただきました(別料金になります)
移動日の朝食はゆっくりお部屋でいただきました(別料金になります)

ラグジュアリーなクルーザーでの移動

後半は、THE OZEN COLLECTIONグループのもう一つのリゾートへ向かいます。

モルディブの交通手段ですが、空港から各リゾートへの移動はスピードボートが殆ど。THE OZEN COLLECTIONはセレブ気分を味わえるクルーザーでお迎えに来てくれるので、船に乗った瞬間から現実逃避のホリデイスイッチがONになります。

OZEN LIFE MAADHOO
住所/Maadhoo Island South Malé Atoll Maadhoo Island, 20094 Maldives 
TEL/+960-400-2222
URL/https://theozencollection.com/maadhoo

日本での問い合わせ先
エス・ティー・ワールド
TEL/050-5530-6740
URL/https://stworld.jp/area/maldives

Profile

岸本佳子Yoshiko Kishimoto ファッション・ディレクター。ロンドン留学中に London College of Fashion にてファッションと写真を学ぶ。帰国後『Numero TOKYO』に創刊より参加。本誌にて「岸本佳子のモード24/7」やファッションストーリーを担当。ファッション編集者として活動するほか、フリーランスのスタイリストとして、雑誌・CM・広告、そしてセレブリティの衣装なども手がける。最近ではライフスタイルブランド『Foxyco』を設立。シャンパーニュと動物をこよなく愛する大阪人。 Instagram: @yoshico_kishimoto
 

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