Fashion / Editor's Post
エディター発 モードな事件簿「コロナ禍で沸く、 ロレックスブーム」
小誌エディターの気になる最新トレンドや撮影の裏話まで、鋭い視線を盛り込んだトピックスをお届け!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年7・8月合併号掲載)
コロナ禍で沸く、ロレックスブーム
西海岸系ヤングセレブの間で人気なのが、重厚感あるゴールドのロレックス。贅沢に日常使いするのがステイタス。「デイトジャスト 36」(オイスタースチール×YG)¥1,232,000(参考価格) 日本ロレックス 03-3216-5671
コロナによってさまざまな自粛が余儀なくされた中、自然に物欲も控えめになった今日この頃。そんな一般的な世間の流れとは真逆に、コロナ禍でも売り上げを好調に伸ばしているのが、高級時計や高級車などの高額商品。時計では特にロレックス人気が沸騰中みたい。
理由のひとつとして挙げられるのが「大幅なデザイン変更をしない」という点らしく、アンティーク品の価値も高騰しているよう。資産価値が下がりにくいというタイムレスな魅力は、この時代に必要不可欠。私もいつかはゴールドの「デイトジャスト 36」を腕に輝かせたい! そう考えるだけで力がみなぎります。
Profile
岸本佳子Yoshiko Kishimoto
ファッション・ディレクター。ロンドン留学中に London College of Fashion にてファッションと写真を学ぶ。帰国後『Numero TOKYO』に創刊より参加。本誌にて「岸本佳子のモード24/7」やファッションストーリーを担当。ファッション編集者として活動するほか、フリーランスのスタイリストとして、雑誌・CM・広告、そしてセレブリティの衣装なども手がける。最近ではライフスタイルブランド『Foxyco』を設立。シャンパーニュと動物をこよなく愛する大阪人。
Instagram: @yoshico_kishimoto