Food / Usagi Recipe

usagi bon ごはん vol.69 白身魚の生姜煮

アーティスト河原シンスケがプロデュースする「usagi」監修の、レストラン「Univers S.」シェフ今平慎太郎の料理をわが家に。旬の食材や一皿にまつわるエッセイとともに送る、五感で楽しむビューティフードの秘伝レシピ連載。第69回は、白身魚の生姜煮。

白身魚の生姜煮

白身魚以外にも魚のアラやカツオなどでも美味しくできます。

【材料】 4人分
白身魚切り身 4切れ
生姜 3片
水 100ml
日本酒 100ml
きび砂糖 25g
醤油 60ml

【作り方】
1. 白身魚の切り身を熱湯に入れて約1分茹でて冷水で洗う。
2. 生姜2片は皮付きのままスライスし、残り1片は皮をむき、千切りにしてさっと水洗いしておく。
3. テフロンパンに水、日本酒、きび砂糖、醤油を入れて沸騰させる。
4. 3に生姜のスライス、1の白身魚を入れて蓋をしないで焦がさないように時々ゆすり混ぜながら中火で煮汁を詰めていく。
5. 煮汁が無くなってきてとろりとしてきたら、皿に盛り付け、千切り生姜をたっぷりのせる。

生姜は媚薬

日本より夏が終わるのが早いパリ。9月に入ると朝晩の気温もグッと下がり、急に秋がやってくる。まだまだ残暑の厳しい日本では、おろし生姜や、刻み生姜などがピリッとシャキッと爽やかさと清涼感を与えてくれる。同時に身体を温めてくれる効果があるから年中便利かつ美味しい薬味なのだ。少し寒くなって来ても暖かい料理との相性もバッチリ。

フランスでは、ムッシューLapin(ウサギ)が「生姜」好きって言うと、「aphrodisiaque 媚薬だ!」と、セクシャル・デザイヤーのシンボルのようにいわれるのだけれど、それにも今では慣れてしまった。それだけ身体を温める良い効果があるんだとポジティブに理解している。加えてこのコロナビールス時代。免疫力を上げるのにも良いだろうと、以前に増し益々取るようにしているのは、健康オタク精神が無意識にインプットされているからだ。

生姜の蜂蜜漬けとレモンをお湯に溶いて美味しく飲むのが朝の日課。殆ど甘いものは取らないけれど、これは自分自身に許している数少ない糖分の一つなのだ。

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Art Work & Text:Shinsuke Kawahara Photo & Food Direction:Shintaro Imahira Edit:Chiho Inoue

Profile

河原シンスケShinsuke Kawahara 80年代初頭よりパリを拠点に活動するアーティスト/クリエイティブディレクター。エルメス、ルイ・ヴィトンやバカラをはじめ、数々のブランドや雑誌とのコラボレーションでも知られている。(Photo: Keiichi Nitta)
今平慎太郎Shintaro Imahira 1974年、北海道出身。旭川、札幌のホテルで修行を積み、2014年札幌国際芸術祭のガラディナーで河原シンスケと初コラボレーション。17年の「usagi tokyo」立ち上げのため、上京しシェフに就任。19年2月札幌にレストラン「Univers S.(ユニヴェール エス)」をオープン。Instagram/@univers.s.2019(Photo: Ayako Masunaga)

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