Charlotte Rampling / シャーロット・ランプリング | Numero TOKYO

Charlotte Rampling / シャーロット・ランプリング

シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)

1946年2月5日イングランド・エセックス州生まれ。女優、歌手。父はベルリンオリンピック金メダリストのゴドフリー・ランプリング、母は画家。フランス、イギリスでの学生生活後、ロンドンでスカウトされモデルに。女優に転身し、1960年代から映画の世界へ。1965年「ナック」や、ヴィスコンティ監督「地獄に堕ちた勇者ども」(1968)に出演。1974年イタリアで公開された映画「愛の嵐」をはじめ、センセーショナルな役の好演で世界に名を知らしめた。写真家、ヘルムート・ニュートンが撮影した芸術的ヌードも話題となる。80年代になるとハリウッドへ進出。ウディ・アレン監督作「スターダスト・メモリー」(1980)、シドニー・ルメット監督作「評決」(1982)、アラン・パーカー監督作「エンゼル・ハート」(1987)、大島渚がフランスで製作した「マックス、モン・アムール」(1986)に主演。その後、不遇の90年代を過ごすが、2000年、フランソワ・オゾン監督による『まぼろし』が大ヒットとなり再び注目を浴び第一線に。2015年、ヨーロッパ映画アカデミーによる名誉賞、生涯貢献賞を授与される。同年公開の映画「さざなみ」はベルリン国際映画祭銀熊賞受賞ほか数々の賞に輝き、女優業51年目にして初のアカデミー主演女優賞ノミネートを果たした。

【2021年12月21日更新】

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