「ディオール ファイン ジュエリー」から届いたジュエリーコレクション「ローズ デ ヴァン」。
風配図を意味するその名が付いた愛らしいジュエリーが、私たちを新たな旅立ちへ導く
クリスチャン・ディオールが幼少期を過ごした、フランス・ノルマンディー地方のグランヴィルにある館「Les Rhumbs(リュンブ。羅針盤の風配図を区切る32の方位の意)」(写真右上)。偉大なるクチュリエへの道、すべてがここから始まった。裏手にある庭には、ローズ デ ヴァン=風配図がモザイクで描かれており(写真上)、館の名のとおり、すべてが旅へと誘う。ムッシュ・ディオールのバラの花への愛情もここの庭で育まれた。何年後かに、彼がパリの路上で拾った小さな星のチャームも彼の運命を握ることとなる。それを導きだと確信したムッシュが、オートクチュールメゾンを開くことを決意したのだ。後の1950年にはローズデ ヴァンと名付けられたドレス(写真右下)も誕生することとなった。