エディター発 モードな事件簿「クロエの2021年春夏コレクション」 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

エディター発 モードな事件簿「クロエの2021年春夏コレクション」

小誌エディターの気になる最新トレンドや撮影の裏話まで、鋭い視線を盛り込んだトピックスをお届け!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年3月号掲載)

パリの街角を舞台に発表した、クロエの2021年春夏コレクション“A SEASON IN HOPE”より
パリの街角を舞台に発表した、クロエの2021年春夏コレクション“A SEASON IN HOPE”より

クロエを纏って、新年への希望を抱きたい

パンデミックが続くなか発表されたクロエの春夏コレクションは、アーティストのコリータ・ケントによるアートワークがひときわ存在感を放っていました。落ち着いたカラーパレットに浮かびあがる、女性ならではの視点で世界情勢を表した“HOPE”や“I CAN HANDLE IT”といったパワフルなスローガン。 今年から本格的に新しい時代がやってくるそうですが、クロエらしい反骨精神のあるフェミニニティなルックにヒントがちりばめられている気がします。2021年こそは、ポジティブなファッションを味方に、1年を謳歌したいです!

Profile

梶山史織Shiori Kajiyamaファッション・エディター。服飾専門学校卒業後、ニューヨーク留学を経て2018年『Numero TOKYO』に参加。田中杏子に師事し、主にファッションページを担当。ダンスとミュージカル、お笑いなどのエンターテイメント全般への愛が深め。最近は高校生ぶりにKpopブームが再熱し、推しの動画を見漁るのが毎晩のルーティーン。韓国語勉強もひっそりとスタート。最年少スタッフとして、一人前のエディターを目指すべく、先輩の背中を見て日々猛進中。永遠のミューズは「オーシャンズ8」のケイト・ブランシェット。

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