SHIHOが教える、美しさの秘訣「楽してきれいになる方法」
旅先でも健康的に過ごせるよう、「ウェルビーイング」をテーマに掲げるウェスティンホテル&リゾートのアドボケートを務めている、SHIHO。モデルとして活躍しながら、プライベートでは一児の母。多忙な毎日を送っているにも関わらず、いつも自然体の美しさを放つ彼女にインタビュー。一体どんな生活をしたらそうなれるのか?
──「ウェスティン・ウェルビーイング・アドボケート」に任命されたときのお気持ちは? 「嬉しい! たくさんホテルに泊まりたい!と思いました(笑)。同じウェスティンでも、その場所によって『ウェルビーイング』のアプローチが違うんです。世界を通して提唱しているので、それぞれの『ウェルビーイング』を体験してみたいなと思いましたね」 ──長年続けられているヨガですが、始めてから変わったことはありますか? 「自分の生き方の指針になりました。ヨガには『つながる』という意味があり、自分と自分、自分と人、自分と自然とのつながりが実感できるんです。マット一枚で、自分の好きな時間に始められるので、知っておくと身体のケアのサポートになると思います」
──そこに辛さはないのでしょうか?
「まったくないです! 楽しくてしょうがない、好きで好きでしょうがないんです! やらなきゃいけないと考えるのではなく、週1回はこれをする、朝はこれをするなど、やりたいペースを自分で作ると習慣になりますよね。時間がない日は、もちろんできません。だけど、今は辛くてやらないのではなくて、やらないと気持ち悪い。あと、調子が悪いからやらなきゃ!とか。最近は瞑想にハマっていて、絶対にアルファ波が出ていると思えるくらい、リフレッシュできます。気持ちいい状態を身体が覚えているから、良い一日を始められるんです」
──でも、続けるのは難しいですよね。
「達成感や、充実感を持てると続きますよね。『先生がかっこいい』というモチベーションでも良いんです。私自身も、先生に会うのが楽しみのひとつでもあります。自分でケアするというよりも、先生に管理してもらって、言われた通りに動けば、きれいになっている。人任せなところもあります。身体の引き締めはこのスポーツ、この部分はこの先生、という風にすると楽ですよね。あとは自分で組み合わせてスケジューリングしていくだけです」
──忙しい日々を送っているSHIHOさんが、生活の中で大切にしていることは何ですか?
「女性にはいろいろな役割がありますが、自分の時間を持つようにすると、すべてのバランスが取れるような気がします。自分をいたわってあげたり、自分が『好き』と思う時間を過ごしてあげたり。それがないと余裕がなくなってしまいます。子育てをしているときにそう実感しました。やっぱり、自分のことは後回しになってしまいますから」
──特に現代女性は、忙しくて余裕がない人ばかりですよね。
「あとは、楽になるということを選択するようになりました。ヘルシーで新鮮なものを食べると身体が喜ぶし、運動するとエネルギーに満ち溢れて、身体が楽になります。暴飲暴食をしたら後で辛いですよね。よく眠れるには、身体を軽くしていられるには、とか、自分が楽な方向を考えてみるんです。制限するのではなく、やってみて体がどう反応するか様子を見る。お肉もお酒もお菓子も、一度たくさん食べてみるんです。そうすると、身体がどうなるかを観察して…。すると、自分が何を望んでいるかがわかるようになります。どうやったら楽に、楽しくきれいになれるかを選択していったら、今に行きついた感じです。思っていることと行動が一緒になるよう、身体とコミュニケーションしていくと、楽しくできる気がします」
SHIHOと行く、北海道で体験する
ウェルビーイングな旅
Interview & Text: Yukiko Shinto