春夏秋冬いつでも推せるシルク100%のインナー|私たちのモノ語り #026 | Numero TOKYO
Fashion / Post

春夏秋冬いつでも推せるシルク100%のインナー|私たちのモノ語り #026

歳を重ねるにつれて(出だしからリアルな話ですみません)、シルクアイテムへの依存が加速しています。他の素材にはない質感や光沢を持っているので、最初は見た目へのこだわりからシルクを選んでいたような気がします。でもこの頃はそれだけではなくなってきました。肌触りの良さ、着心地……それらを叶えてくれる大人にうれしいハイスペックなところに夢中なんです……。そしてもはや見た目へのこだわりからは遠く離れ……たわけでは決してないのですが、最近では、もっぱらインナーをシルクに入れ替え中です。

ど・ち・ら・も・シ・ル・ク・100% !!
ど・ち・ら・も・シ・ル・ク・100% !!

シルクの素晴らしいところはたくさんありますが、まず個人的にいちばんうれしいのは、保湿性があるところ。お肌の大敵といえば、一に乾燥、二に乾燥、三四がなくて(いや気持ち的には三四も乾燥)、五に乾燥(あと紫外線。このあと回収します)ですよね。乾燥がきっかけとなってもたらされるシワ、かゆみ、シミなどトラブルの数々、書いているだけでも恐ろしい……。少しでも防ぎたいならやっぱりシルクは最適なんだとか。保湿性のおかげで肌触りも抜群です。肌の水分が奪われにくいため、ずっと心地よい肌触りをキープしてくれます。これからやって来る夏にはエアコンによる乾燥や冷えという問題がありますよね。保温性もあるシルクならその問題も解決してくれるし、なんとなんと紫外線もカットしてくれるのだとか。ちなみに通気性にも優れているのでムレにくいのだそうです!

リブタンクトップ¥6,490。しつこいようですが、シルク100%です!
リブタンクトップ¥6,490。しつこいようですが、シルク100%です!

また、季節外れの話で恐縮ですが、保湿性&保温性に優れたシルクなので冬のインナーとしても愛用中。例えば、乾燥する東京の冬でも、肌がかゆみで荒れることもなく、快適に過ごせています。静電気でバチッとすることも減ったような? (個人の感想です) 肌がデリケートな人にももちろんおすすめです。

1枚でも着られるリブインナーは¥13,000くらい。何度も言いますが、シルク100%。
1枚でも着られるリブインナーは¥13,000くらい。何度も言いますが、シルク100%。

シルクがいいものであるというということは百も承知、でも値段が張る……というイメージがありませんか? 私もそうだったのですが、着心地のいいデイリーウェアを数多く手がける「DRESS HERSELF」というお手頃なブランドを教えてもらい、ずいぶんシルクのインナーが増えました。写真の2枚もDRESS HERSELFのものです。あと、写真の洗いざらし感を見てお分かりかと思いますが、自宅で洗えます! これ重要! 何度も洗っていますが、今のところへたってしまうことなく(むしろ肌に馴染む……)、元気でやっています。次に狙うは、ピローカバーとナイトウェアです。美容と健康にこだわり始めるお年頃は、シルク沼にもハマってしまうのですね……。

ちなみに、このDRESS HERSELFですが、シルク以外にも大人の女性の大好物を得意としておりまして……そうです、「カシミア」です。夏が終わる頃にはこのカシミアについてもぜひレポートしてみたいと思います!

連載「私たちのモノ語り」をもっと読む

Profile

伊藤さや香Sayaka Ito シニア・エディター。フランス文化への憧れがすぎて、慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業。ファッション誌などのライターを経て、フランス版『Numero』の日本語訳小冊子の編集に携わる。その後『Numero TOKYO』に創刊メンバーとして参加。主に、映画、本、アートの連載&企画を担当。最近は、貴重なレトロスペクティヴ上映などを通して自分を省みがち。2児の母。

Magazine

DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

Gift of Giving

ギフトの悦び

オンライン書店で購入する