4月号に松下洸平さんが登場します。ぜひ指先までご覧ください | Numero TOKYO
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4月号に松下洸平さんが登場します。ぜひ指先までご覧ください

Numero TOKYO2022年4月号に、俳優の松下洸平さんが初登場! 松下洸平さんといえば、最近ではドラマ『最愛』での“大ちゃん”が話題になりましたね! 「好きやよ」に心を鷲掴みにされてしまった人も多いのではないでしょうか。はい、私です。そんな松下洸平さんが、Numeroのためにファッション撮影とインタビューに臨んでくださいました。

ハイファッションを身に纏っての撮影では、さすがの表現力! セリフがなくたって、ちょっとした表情、顔の向き、手の動き、体重のかけ方……でさまざまな松下洸平を表現してくれました。撮影に夢中になって写真を押さえるのを忘れてしまったのですが、3、4ページ目のスタイリング(ぜひ誌面でご覧ください)では、スタジオを舞台に踊るような仕草。スタッフたちから感嘆のため息が漏れました。そうやって自由に踊っていると思ったら、次のスタイリングではフォトグラファーの森山将人さんやスタイリストの丸本達彦さんにポーズについて提案、相談したり。一緒になっていいものをつくろうというポジティブな姿勢が感じられ、いちスタッフとして感動しました。きっと彼のいる現場にはいつも、周りを巻き込んで前向きにしてくれる空気が流れているんだろうなと。

撮影を終えてみると、とにかく彼の中にはまだまだ、アウトプットされてない表現の源が秘められているんだろうなあという印象。それを今後もどんどん私たちに見せてくれると思ったら、とても楽しみでなりません。手始めは舞台『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』ですね。インタビューでは『夜来香ラプソディ』への思いや、俳優やシンガーソングライターという今のお仕事への気持ちを聞かせていただきました。こちらもぜひ誌面にてお楽しみいただけたらと思います。

トップページは真っすぐなまなざしと、美しい手のカットです。「目は口ほどに物を言う」だけでなく、「“手”も口ほどに物を言う」と言いたいほど、松下さんの手が雄弁にいろいろなことを物語ってくれるので、手の写っているカット多めです。指先までご覧になっていただきたいです!

Profile

伊藤さや香Sayaka Ito フィーチャー・ディレクター。フランス文化への憧れがすぎて、慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業、フランス系アパレル会社に勤務。ファッション誌などのライターを経て、フランス版『Numero』の日本語訳小冊子の編集に携わる。その後『Numero TOKYO』に創刊メンバーとして参加。主に、映画、本、アート、ライフスタイルの企画を担当。もとよりカラックス、ジャームッシュ、クンデラなどの作家たちを愛しつつ、新たな(もうちょっと明るい)お気に入りを専ら模索中。プライベートでは2児の母。

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