トム・フォード監督再始動。待望の新作が今秋公開! | Numero TOKYO
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トム・フォード監督再始動。待望の新作が今秋公開!

ノクターナル・アニマルズ仮メイン
ノクターナル・アニマルズ仮メイン

2009年に『シングルマン』で映画監督デビューを飾ったトム・フォード。ファッションデザイナーが映画を撮るってどうなんだろ?というみんな(たぶん)の疑問視を裏切って、高い評価を得たのを記憶している人も多いのでは。

そんな彼の新作『ノクターナル・アニマルズ』が秋に公開されます。何か起こりそうな不穏な空気が張りつめている、エイミー・アダムスがオフィスらしき部屋に座っているヴィジュアル1枚で、とても期待が高まります。前作同様、細部まで彼の美学が感じられるところも。

エイミー・アダムス演じるスーザンのところに、何年も連絡を取っていなかった、ジェイク・ギレンホール演じる元夫エドワードが書いた小説「夜の獣たち(=ノクターナル・アニマルズ)」が送られてくるところからストーリーは展開します。暴力的で衝撃的な内容のその小説に感銘を受けたスーザンは、エドワードと過ごした日々を思い出し、彼と会うことを決意する……とのこと。

前作では”孤独”について深く描かれていましたが、今回は!? こちら、昨年のヴェネチア国際映画祭では銀獅子賞(審査員グランプリ)も受賞しています。前情報はわかったから早く見せて!というのが正直な気持ちですよね、みなさん!

『ノクターナル・アニマルズ』
監督・脚本/トム・フォード
出演/エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アーロン・テイラー=ジョンソン
原作/『ミステリ原稿』オースティン・ライト(早川書房)
秋、TOHO シネマズシャンテほか全国にて公開

©Universal Pictures Photo©Merrick Morton/Universal Pictures International

Profile

伊藤さや香(Sayaka Ito) エディター。フランス文化への憧れがすぎて、慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業、フランス系アパレル会社に勤務。ファッション誌などのライターを経て、フランス版『Numero』の日本語訳小冊子の編集に携わる。その後『Numero TOKYO』に創刊メンバーとして参加。主に、映画、本、アート、ライフスタイルの企画を担当。もとよりカラックス、ジャームッシュ、クンデラなどの作家たちを愛しつつ、新たな(もうちょっと明るい)お気に入りを専ら模索中。プライベートでは2児の母。

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