SHOWROOM代表の前田裕二が予測する、誰もが表現者になれる世界とは? | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

SHOWROOM代表の前田裕二が予測する、誰もが表現者になれる世界とは?

発売中の「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2019年9月号は新時代の表現者特集。ソーシャルメディアの影響力の拡大で、性別年齢関係なくどんな人でも表現者になることができる世の中へと変化しています。そこで新たな才能のプラットフォームを創り上げた、SHOWROOM代表の前田裕二さんに、“表現者がどのように変化しているのか”、“新しい時代を牽引する表現者はどんな人なのか”、“人々に求められる表現は時代とともに変化するのか”など、これからの未来についてお話を伺いました。

取材時は、特別講義を開いていただいているような時間でした。 私たちが当たり前のように過ごしている世の中を客観的に見てみることで、表現者の世界は計り知れないほどの規模に広がっていることを教えていただきました。(現実に起きていることだけど、SF映画の中の世界にいるみたいな…)

お話を聞いて一番印象に残った前田さんの言葉は「一人の人間の中にも多種多様な個性がある。その一つを切り取って出せば、それが表現になる」ということです。自分の個性を一つに断定する必要もなく、良い部分も悪い部分も自分が認めてあげることが大切なのではと考えさせられました。

誰もが持っている個性や才能を別人格に乗せて、誰もが表現者になれる時代に変化しているのです。それと同時に“自分はどんな人なのか”、“自分は何が好きなのか”などという自分自身を知ることが非常に大切になっていきます。このページを通して、自分自身を客観的に見つめ直すきっかけになっていただければと思います。

また、別人格に乗せて表現するとはどういうことなのか?と思われた方。バーチャルキャラクターという表現者が次々と誕生しているんです。実際にファッション界にもそんな表現者たちがインスタグラムなどで何万人ものフォロワーを抱えています。これから注目のバーチャルモデルの紹介ページもお見逃しなく!

「ヌメロ・トウキョウ」9月号の中身はこちら!

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Profile

柴田紗妃Saki Shibata コントリビューティング・ファッション・フィーチャー・エディター。出版社経験を経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッション撮影をはじめ、ファッションにまつわる読み物ページ、カルチャー取材、インタビューなど主に特集ページを担当。国内・海外問わず90年代〜現代までのテレビドラマを深く愛し、主人公の気持ちに浸ってロケ地を巡りまくる。目標は日本のファッションと人間模様をテーマにした脚本・エッセイを出すこと。
Instagram: @sakisakishibata

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