アーティスト、花代ワールド全開な撮影舞台裏をお届け!
現在発売中のNumero TOKYO7・8月合併号にて、アーティストの花代さんが撮り下ろしたLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)2020プレフォールのページはご覧頂けましたでしょうか? 今回のビジュアルキャンペーンが、80年代のホラー映画から着想を得ていたので、その世界観を壊さないように撮影する方向性を決めていきました。
まずは、テーマに合いそうなロケーションをひたすらリサーチ。素敵な旧邸を見つけたので、花代さんと下見へ行くと、出迎えてくれたのは大きな真っ白な猫。どうやら野良猫らしいのですが、美しいバラ園を独り占めするその姿はなんだか得意げだったな~。不思議な猫ちゃんでした。
ロケーションのイメージが湧いたので、剥製の動物が欲しいねということになり、そのまま花代さん行きつけの剝製屋さんへ。ここが凄かったんです…。多種多様な動物たちがひきしめ合う倉庫はなんとも言えない空気感に包まれておりました。今回はヒョウと猿をリースすることに。
そして撮影当日、花代さんが持参したたくさんの小道具たちをセットし撮影はスタート。朝早かったので、娘ちゃんはこのまま眠りについていました(-_-)zzz
スズメの剥製を一生懸命頭にセットしているヘアメイクのHarukaさん。
お猿さんもなんだか生き生きしてますね。リースした動物たちがどこの場面で登場しているかはぜひ、誌面でチェックして下さい♩
最後に、花代さんがオススメしてくれた大林宣彦監督の「HOUSE」というジャパニーズ・ファンタジック・ホラー映画をご紹介させて下さい! 今回のイメージソースの一つだったので、事前に観たのですが、スーパーB級映画なのでツッコミどころが満載(笑)。かなり面白かったです(笑)。70年代のおしゃれな雰囲気も味わえて、結構勉強にもなりました! B級ホラー映画が好きな方は要チェックです。
映画に出てくるこちらのお婆さまが素敵で、将来白髪にしようと決めたのでした⭐︎(単純)