女優、仲間由紀恵の転機
「興味を広げてくれたのは『TRICK』」
自分自身の今に影響を与えた人物や、ターニングポイントとなった出来事、モノ、場所との出会い。それをきっかけに変化し成長した自分を振り返る。仲間由紀恵のビフォー&アフター。

──昨年は谷村新司さんとのデュエットで出演されたり、以前は歌手としても活動されていましたね。普段、どんな音楽を聴かれますか。
「そうですね、昔は歌や演技、いろんなことをしていました。歌うのは今も好きです。聴くのは声のきれいな女性ヴォーカルが多いですね。番組にも出演していただいた手島葵さんや平原綾香さん、あと『羊毛とおはな』など、リラックスできる曲をよく聴きます」
──女優としては、この先どんな役を演じたいですか。
「ホラーが好きなので、怖い役かな。ゾンビものが大好きで、小栗旬くんに『ウォーキング・デッド』をすすめられて見たら、すごく面白いんです。最初はゾンビが怖いし気持ち悪くてびっくりしたけど、シーズン6までくると、ゾンビがいるのは当たり前(笑)。限られた世界の資源を人間が奪い合う、その人間ドラマにはまっています」
──以前の「ヌメロ・トウキョウ」の取材でも、ホラーものを熱く語っていましたね。
「あのときは、恐怖映像100連発とかに夢中で(笑)。“この映像は作り物?”、 “もしかして本物かな?”と探すのが楽しくて。嘘か本当かわからないからゾッとするし、ワクワクします」
──ホラー以外で今ハマっているものは?
「携帯ゲーム(笑)。静かに遊ぶのが好きなんですね。今は『城ドラ』(城とドラゴン)を攻略中! 一つの遊びが長く続くタイプです。あくまで遊びなので、空き時間があったとしても、現場では絶対にやりません、集中できないから(笑)。…って仕事とゲーム、どっちにでしょうね?(笑)」
ドレス 参考商品/Hanae Mori Manuscrit(ハナエモリ マニュスクリ)
Photos:Takeshi Shinto
Styling:Natsuko Kawabe
Hair&Makeup:Hiroshi Tanaka
Interview&Text:Maki Miura
Edit:Saori Asaka
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