リアルに感じた“トレンドはまわってくる!”|私たちのモノ語り #010 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

リアルに感じた“トレンドはまわってくる!”|私たちのモノ語り #010

ファッションのトレンドは数十年周期で繰り返されると言われていますが、いまY2Kに続きじわじわときているのが実は2010年代! さっき終わったばかりなのに!? という驚きと同時に、個人的に2000s、2010sのファッションは、年齢的に自分で好きなものが買えて、自分の好きなファッションを楽しみ始めたタイミングでもあるので、それから10年強経ち、当時購入したもので実際にいままたスタイリングに合わせられるアイテムがクローゼットにあることが新鮮に感じています。 Numero TOKYO5月号(3月28日発売)のテーマは「Y2K」。特集チームが資料用として『GOSSIPS』を持っていたのを見つけ、なつかしい〜! と思いパラパラめくっていると、当時LAセレブのスタイルを真似してあれこれ買ったなという記憶が一瞬でよみがえりました。 そのひとつが、ニコール推しだった当時、おそらく2010年前後くらいに気に入って購入していたJETのスキニーデニム。今うまく合わせられるかなあと引っ張り出してみたり。

2010年代に大ヒットしたイザベル マランのウェッジスニーカー。去年アップデートされて再登場したので愛用しています。たしかに身近にも2010sムードがじわじわ戻ってきてるのかもと実感させられた一品です。

周期が早くなっているのかなと感じるととともに、自分が以前着ていたファッションを、時代を経てまたトレンドとして楽しめることに、ファッションは繰り返されるということをリアルに感じているここ数シーズンです。

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Profile

漆原望Nozomi Urushibara ファッション・エディター。大学卒業後『Numéro TOKYO』に参加し田中杏子に師事。ファッションストーリーやシューズ&バッグなどを担当し、撮影プロップ制作も行う。ミニバッグとプラットフォームシューズへの偏愛が強め。誌面でのスタイリングのほか、広告やタレントの衣装なども手がける。ほんのちょっとの可愛らしさが残るイイ女スタイルが好み。2019年にはサーフィン、2020年はテニス、2021年はバドミントンをスタートした完全アクティブ派!

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