バレンタイン限定版、GUCCIの最新ZINE【#エディターたちのカートの中身】 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

バレンタイン限定版、GUCCIの最新ZINE【#エディターたちのカートの中身】

GUCCIからバレンタインデーを祝う限定版ZINE『A LOVE STORY PRESENTED BY GUCCI』がリリースされました。ジェンダー平等の実現に向けて発行しているZINE『CHIME』も毎度読みごたえ、見ごたえがありますが、今回はストーリーが可愛らしくて気になっています!

LAを拠点に活動するアーティスト、アリアナ・パパデメトロプロスとのコラボ作品で、アリアナ扮する小さな妖精と、友人で共同制作者のアーティスト、イザベル・アルバカーキ扮するヒーロー役の巨人の、恋人たちのお話。あまりにもサイズが違う恋人だけど、妖精が自分にあった愛を探し求めていくという物語なのだそう‍。


幻想的でシュールな表現が素敵です。

物語の背景にさりげなく登場しているというバレンタインデーに向けたスペシャルコレクションも可愛い!

個人的に、ファッションヴィジュアルでもアート作品でも、見て自分なりになにかを考えたり、感じたりする、その一歩先のものが得られるような感覚がおもしろくて、こういった作品にストーリー(間接的な裏ストーリーでも!)を感じられるものが好きです。

小学生の頃、祖父が見ていた絵画集を側で一緒に見ながら、一番印象に残っていたのが『最後の晩餐』でした。ヴィジュアルが気に入ってという理由ではなく、そのストーリーを教えてもらいながら見ていたので、なんかおもしろいなぁ、と子供心に感じたのをふと思い出しました。

プリント版は日本での販売予定がないようなのですが、デジタルでは特設サイトから閲覧できるので、まずはチェックしてみようと思います。

Director: Ariana Papademetropoulos
Photography: Alexandra Cabral
Styling: Natasha Newman-Thomas
Hair: Ramsell
Make-up: Holly Silius
Set design: Grace Surnow

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Profile

漆原望Nozomi Urushibara ファッション・エディター。大学卒業後『Numéro TOKYO』に参加し田中杏子に師事。ファッションストーリーやシューズ&バッグなどを担当し、撮影プロップ制作も行う。ミニバッグとプラットフォームシューズへの偏愛が強め。誌面でのスタイリングのほか、広告やタレントの衣装なども手がける。ほんのちょっとの可愛らしさが残るイイ女スタイルが好み。2019年にはサーフィン、2020年はテニス、2021年はバドミントンをスタートした完全アクティブ派!

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