シャネルが支援する「間人プレイス」が京都・京丹後に誕生。日仏の職人技を次世代へ | Numero TOKYO
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シャネルが支援する「間人プレイス」が京都・京丹後に誕生。日仏の職人技を次世代へ

シャネル(Chanel)の支援のもと、京都府京丹後市の間人(たいざ)に、新たな創造と学びの拠点「間人プレイス(TAIZA Place)」が誕生。2026年10月12日より一般公開された。

NPO法人「TOMORROW」が手がけるプロジェクト「あしたの畑」の一環としてスタートした「間人プレイス」。日本海を一望する高台に位置し、職人やクリエイターが滞在しながら、制作や交流を深める場となる。地域に根づく手仕事や、受け継がれてきた知恵と技術を次世代へとつなぐとともに、さまざまな分野の担い手との協働を通じて、新たなものづくりを生み出していく。

この取り組みのきっかけとなったのが、2025年に東京で開催された、シャネルとle19Mによる展覧会「la Galerie du 19M Tokyo(ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム トーキョー)」だ。会場では、日本のアーティストや職人と、le19Mに集うフランスの職人やアトリエが協働したエキシビションを通して、それぞれが培ってきた技術や素材、文化的背景を掛け合わせ、新たな表現を探求した。「間人プレイス」は、展覧会を通じて生まれた作り手たちの対話や協働を一度きりのものに終わらせず、新たな場所や人々へと広げ、継続的につなげていくために生まれた。エキシビションで使用・展示された作品や資材の一部は、施設の建築や空間に再活用されている。

その一例が、畳の技術を持つ「髙室畳工業所」と、ツイードのアトリエ「ルサージュ」によるコラボレーションから生まれた畳。また、「藤森工務店」による網代張りや、プリーツを専門とする「アトリエ ロニオン」と織物工房「デザイン橡(とち)」の協働作品も、間人の地で新たな役割を担う。異なる土地で育まれた技術が交わり、建築や空間の一部として生かされている。

また、隣接する、間人で初となるアートギャラリー「SEI TAIZA」は、作品と人、地域をつなぐ場として、フルーの仕立てを専門とするアトリエ「パロマ」と漫画家の五十嵐大介による共同作品や、花細工のアトリエ「ルマリエ」と唐紙工房「かみ添」の協働作品など、東京でのエキシビションで発表されたアートワークの一部を公開する。

東京での展覧会から始まった日本とフランスの作り手たちの交流は、パリでの巡回展示を経て、京都・京丹後へと広がっていく。「間人プレイス」を拠点に、地域に息づく手仕事と多様な創造性が交わることで、どのような新たなものづくりが生まれていくのか、今後の展開が楽しみだ。

間人プレイス
住所/京都府京丹後市丹後町間人3327
鑑賞予約はこちら
※ガイドツアー制

 

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