アーティスト・飯川雄大による 「デコレータークラブ」の新作展 @KOTARO NUKAGA(天王洲)ほか
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アーティスト・飯川雄大による 「デコレータークラブ」の新作展 @KOTARO NUKAGA(天王洲)ほか

Courtesy of Artist, KOTARO NUKAGA. Photo by Osamu Sakamoto.
Courtesy of Artist, KOTARO NUKAGA. Photo by Osamu Sakamoto.

2007年から続く、アーティスト・飯川雄大の人気作品シリーズ「デコレータークラブ」の新作展が、現在、複数の会場で同時期開催されている。「デコレータークラブ:重いバッグの中身」は、東京・天王洲のKOTARO NUKAGA(天王洲)およびKOTARO NUKAGA Threeにて、2026年5月23日(土)まで。

 

アーティストの飯川雄大は、代表作の「デコレータークラブ」シリーズで知られる。全貌をつかむことができない「ピンクの猫の小林さん」や、重いバッグを鑑賞者が運ぶ「新しい観客」、壁のように見える構造物が別の空間へとつながるインスタレーション「配置・調整・周遊」などからなる同シリーズをはじめ、その場で思いがけない変化を見せることで鑑賞者の思考を誘う飯川の作品は、さまざまな美術館やアートプロジェクトで発表され、その評価を積み上げてきた。

Courtesy of Artist, KOTARO NUKAGA. Photo by Osamu Sakamoto.
Courtesy of Artist, KOTARO NUKAGA. Photo by Osamu Sakamoto.

本展『デコレータークラブ:重いバッグの中身』では、観客の関わりによって思いがけない“風景”を生み出す大規模なインスタレーション作品を展示。飯川にとっては初となるKOTARO NUKAGA(天王洲)とKOTARO NUKAGA Threeでの開催であり、同会場にどのような風景が立ち現れるのか、関心は尽きない。

Courtesy of Artist, KOTARO NUKAGA. Photo by Osamu Sakamoto.
Courtesy of Artist, KOTARO NUKAGA. Photo by Osamu Sakamoto.

さらに本展は、茨城・水戸の水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の個展「飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」(※1)をはじめ、横浜のArt Center NEW、東京・市ヶ谷のgallery αMと連動し、鑑賞者が複数の会場を行き来する試みとして実施。美術館やギャラリーの枠組みを越え、作品のあり方と鑑賞方法を問い直す。

ぜひ複数の会場を行き来して、「デコレータークラブ」の魅力を堪能してみてはいかが。

(※1)参考記事:「飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」 とにかく訪れてほしい水戸芸へ。

 

※掲載情報は4月11日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

飯川雄大「デコレータークラブ: 重いバッグの中身」
会期/2026年4月4日(土)〜5月23日(土)

会場1/KOTARO NUKAGA
住所/東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA Art Complex II 1F

会場2/KOTARO NUKAGA Three
住所/東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex I 3F

料金/無料
時間/11:30〜18:00
休館/日・月曜日、祝日、4月26日(日)〜5月6日(水)
問い合わせ/kotaronukaga.com/contact/
URL/kotaronukaga.com/exhibition/takehiro_iikawa_solo_exhibition/

Text:Manami Abe

 

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