3日間で12万人動員! RIIZE初となる東京ドーム3days、熱狂のライブをレポート | Numero TOKYO
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3日間で12万人動員! RIIZE初となる東京ドーム3days、熱狂のライブをレポート

韓国発の6人組ボーイズグループRIIZEが、2月21日から23日にかけての3日間、初となる東京ドーム単独公演「2026 RIIZE CONCERT TOUR [RIIZING LOUD] Special Edition in TOKYO DOME」を開催した。3日間の動員数は12万人! その初日の模様をレポートする。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

韓国では2023年9月に、日本では2024年9月にデビューを果たしたRIIZE。昨年は全国5都市、11公演の日本アリーナツアーを成功させ、さらに今年は東京ドームへ。デビューから2年5カ月での東京ドーム単独公演は、K-POPグループ最速となる快挙だ。

ついに迎えた初日。開場時刻になるとアリーナから天井付近までびっしりと会場を埋め尽くしたBRIIZE(RIIZEのファンネーム)が持つペンライトが、RIIZEのグループカラーであるオレンジに輝き、その光が会場を包み込む。

暗闇を無数のレーザー光線が踊る中、高さ約14mのステージ上空のゴンドラに乗ったショウタロウ(SHOTARO)、ウンソク(EUNSEOK)、ソンチャン(SUNGCHAN)、ウォンビン(WONBIN)、ソヒ(SOHEE)、アントン(ANTON)が登場。ネイビーのシックなショートジャケットに身を包み、凛として前を見つめるその姿に、大きな歓声が湧き上がった。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

記念すべき東京ドーム1曲目は、昨年11月(日本限定版は12月)にリリースされた、2ndシングルの表題曲「Fame」。日本の単独ライブでは初披露となるこの曲、せつなく憂いを帯びた歌声や、エモーショナルなパフォーマンスで会場すべてのBRIIZEを魅了していく。ウォンビンの軽快なラップで始まる「Siren」でさらに盛り上がり、3曲目の「Ember to Solar」では、イントロのBRIIZEがメンバーの名前を順番に読んでいく掛け声もバッチリ! さらに今回、アレンジで加えられたダンスブレイクでは圧巻のパフォーマンスで魅せ、序盤ながら会場ボルテージはすでにMAXに。

プレデビュー曲ながら、作品としての完成度の高さが大きな話題を呼んだ「Memories」からは、ムービングステージに移動。メンバーとBRIIZEとの距離がさらに縮まっていき、爽やかでポップな青春コンセプトに、メンバーの明るい笑顔が映える。

その後は、 1st Japan Single「Lucky」「Be My Next」と日本語曲が続き、ムービングステージもドーム後方へと移動。メンバーはステージを所狭しと駆け回り、たくさんのBRIIZEにビッグスマイルでハートを送ったり、手を振ったり、ファンへの愛を伝えていた。「Show Me Love」ではメインステージからたくさんの紙吹雪が。アントンが日本語で「みんな、楽しい〜?」と呼びかけると、BRIIZEは大きな声援で答える場面も。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

映像を挟んで、制服風の衣装にチェンジしたメンバーがゴンドラに乗って登場。ソヒの美しいソロパートから始まる「Midnight Mirage」を歌い上げると、「Odyssey」では再びムービングステージで移動。会場に設置された左右に長い花道に散らばると、一人ずつ8mの高さまで競り上がるリフターに乗り、「Combo」を歌い上げる。会場を埋め尽くすBRIIZEとペンライトの光を見つめながら、瞳を潤ませるメンバーも。

開始からノンストップで人気曲を歌い上げたメンバーが、ここで初めてコメントを披露。唯一の日本人メンバーであるショウタロウが「ただいま!」と叫ぶと、会場からは温かな「おかえり」の声が。続けて「ついに、ついに、RIIZE単独の東京ドームが……!」と感動を口にすると、「顔が赤いですよ、悲しい?」とメンバーからからかわれる一面も。その後は「ちょっと緊張しているアントンが来たぞ〜!」とアントンがおどけると、ソヒも負けじと「ラーメン、つけ麺、僕?」と促し、BRIIZEと「イケメン」とのやり取りを披露。ウォンビンは「RIIZEが東京ドームのステージに立つことができるなんて、感動しました。オレンジ色の光もとても美しいですね」と感慨深げ。ウンソクは「日本って落ち着きますね。(東京ドームが)今でも信じられないですね」と本音をチラリ。ショウタロウも「あんま緊張しないのかなって思っていたけど、みんなの歓声を聞いたらもう、泣く寸前だった」とコメント。ソンチャンも、恒例の“ソンチャンコール”を聞いてご満悦。「めっちゃ幸せです。今日は全力を尽くします」と後半戦への気合を見せていた。

その後もオープニングで乗った高さ14mを超えるゴンドラを怖がっていたことをソヒに指摘されたウォンビンが「怖くなかった」と強がり、ニックネームの“うさにゃん”にちなんで、メンバーから“うそにゃん!”と突っ込まれるなど、仲の良さを感じさせる一幕も。

アントンはスケルトンなムービングステージに触れ、「いつもとは違う角度で、BRIIZEと目線を合わせるのが楽しかったです」と意外な角度からのコメントも。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

その後は、RIIZEとして初めて日本語の歌詞がついた「Love 119」ではジャパニーズバージョンを披露し、BRIIZEと声を揃えて歌うシーンも。「9Days」ではムービングステージで会場後方へと移動。アントンのほっぺハートや、ソンチャンの優しい笑顔、ソヒのちょっぴりやんちゃな笑顔、会場をぐるりと見渡しながら手を振るショウタロウ、ウンソク、ウォンビンが、会場中のファンを魅了していく。続く「Impossible」では、舞い散る銀テープの中でショウタロウが「東京ドーム!!」と叫んでさらに盛り上げ、メンバーも気合の入った激しいダンスパフォーマンスを披露するなど、会場の熱気はますます上がっていった。

曲終わりのMCでは、ソヒが会場に向かって「今日、めっちゃ可愛いね!」と甘い笑顔を見せると、ショウタロウからは「Impossibleの掛け声、もう一回聞かせて?」と可愛いおねだりがあり、それに笑顔で応えるBRIIZE、という微笑ましい一幕も。さらに、ウンソクの提案でBRIIZEによるウェーブがスタート。レインボーカラーに輝くペンライトが、会場を美しく照らし出す。

続いての曲は、日本では初披露となる「Sticky Like」。エモーショナルでポップな曲調と美しい高音パートがぴったりハマる。さらにウォンビンとソンチャンがステージに、他の4人がトロッコに乗り込み、「Hug」を披露。トロッコから落ちそうになるくらい身を乗り出して全力でファンサをするソヒ、狭いトロッコ内でも目一杯踊るショウタロウとウンソク、柔らかで優しい笑顔を振り撒くアントンなど、メンバーそれぞれにメインステージに遠いBRIIZEにも笑顔と歌声を届けていく。

そして日本ならではのサプライズ! Mrs. GREEN APPLEの大ヒット曲「ライラック」のカバーに会場からも大きな喜びの声が上がる。ライズ初の日本カバー曲で会場をひとつに。日本語の歌詞や遊園地などをコラージュした映像がビジョンに映し出され、楽しい雰囲気を一層盛り上げていく。ラストではウォンビンが「愛してる!」と叫んで、会場をメロメロに。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

2回目の衣装チェンジの後は、記録的なヒットでRIIZEの人気を不動のものとした「Get A Guitar」から。アレンジを加えたダンスパートでは、ショウタロウがキレキレのターンを披露し、会場をさらに沸かせる。ムービングステージ上で披露した「Boom Boom Bass」も完璧で、BRIIZEの掛け声も一層熱を帯びる。多くのダンサーを従え披露した「Fly Up」も迫力満点!

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

その後のMCでは、ウンソクが「お水をしっかり飲んでくださいね」と会場のBRIIZEを気遣うシーンも。TikTokで流行った「何が好き〜?」のフリに、ソヒがイケボで「チョコレートよりもア・ナ・タ」と応えるなどMCを進行しつつ、交代で衣装チェンジをすると、トロンボーンを持ったダンサーを従えて新曲「All of You」を披露。ウンソクが「本当可愛いね」のパートでビジョンに抜かれると大きな歓声が上がる。その後は「Talk Saxy」を経て、本編ラストの曲となる「Bag Bad Back」へ。BRIIZEの「Bag! Bag! Bag!」のコールも最高潮。ラストの花火の轟音と共に本編の幕が降りた。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

ドームの天井にそれぞれのキャラクターが映し出され、「All of You」が流れる中、アンコールを心待ちにするBRIIZE。その後、メンバーがピンクを基調にデコレートされたフロートに乗って登場! オフィシャルグッズでもある黒のスタジャンを羽織ったメンバーたちが、客席にフリスビーやボールを投げながら、人気曲「Same Key」、「One Kiss」、「Inside My Love」を披露。

メインステージに戻ったメンバーを喜ばせたのは、BRIIZEたちが彼らのためにサプライズで用意したオレンジ色のプラカード。“WE RIIZE”と書かれたそれに、メンバー全員感動しきり。写真撮影も行った。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

楽しい時間はあっという間。メンバーそれぞれが、ラストの挨拶をすることに。

アントン「今日は本当に楽しかった。また、僕たちが東京ドームをいっぱいにする日がきたらみなさん、また来てくれますか?(BRIIZEの「行くよ!」の声を受けて)本当に? 僕たちはBRIIZEを信じて、もっともっと上に行きます。BRIIZEもRIIZEを信じてください」

ソヒ「正直な気持ちを言うと、東京ドーム公演がまだ信じられません。昨日の夜はワクワクが止まらずによく眠れませんでした。今日、ステージに上がってBRIIZEを見て、これは言葉にできないと思いました。僕たちをここに来させて下さって、本当にありがとうございます。これからもずっと一緒に進もう! 行くぞ! 愛してるよ」

ウォンビン「今、この瞬間が信じられないし、美しい。絶対に忘れたくないです。ホールツアーのときから、もっと大きいところでたくさんのオレンジ色を見たいと言ってたのですが、それができて本当に夢みたいです。ソンチャン、ウンソク、ショウタロウ、ソヒ、アントン、BRIIZEも、誰が欠けてもこのステージには立てなかったと思います。僕にとって大事な仲間、夢を叶えてくれて本当にありがとう、BRIIZE!」

ウンソク「僕が初めて立ったステージがこの東京ドームでした。ルーキーズのときに、ショウタロウお兄さんとソンチャンお兄さんと立ったのですが、今日はRIIZEとBRIIZEだけでいっぱいにしたこの空間がとても感慨深いです。今日はいい公演をつくりたくて、一生懸命頑張って努力をしたのですが、BRIIZEがいたからこそ、最後まで楽しく、無事に終えることができました。今日はありがとうございます。また会いましょう!」

ショウタロウ「みんなどうだった? 幸せに帰れそう?(BRIIZEの「幸せ〜」を聞いて)よかった! 幸せならOKです。今日、公演中幸せで、笑顔が絶えなかったなって思うんですけど、幼い頃から東京ドーム、いろんなアーティストの公演や先輩の背中を見てきて、いつかって思っていたけど、今日、僕らのRIIZEとBRIIZEだけの空間で立てたってことが本当に感慨深いなって思います。僕自身もこれが夢だったので、夢を叶えてくれたメンバー、BRIIZE、本当にありがとうございます。本当に夢は叶うんだなって気持ちです」

ソンチャン「今日、本当に一瞬でしたよね。あっという間。今日は時間が経つのが特に早かった、今までのどの公演よりも早かった気がします。BRIIZEの笑顔を見て、幸せで、お互いがつながっているんだな、この時間を共有できているんだなって思いました。今日の大切な記憶をずっと長く、心の中に残しておきたいと思っています。ここに立たせてくれた皆さん、一緒に走ってくれたメンバーにもありがとうを伝えたい。愛してる」

ショウタロウの「僕たちが生まれ変わっても、すべての瞬間が完璧ではないけれど、後悔がないように進んでいこうという思いを込めた曲です」との言葉で始まったアンコールラストの曲は、「Another Life」。星の瞬きのようなブルーの光が踊る中、歌とパフォーマンスで思いと愛をBRIIZEへの愛を全力で伝え、初の東京ドーム公演の幕を下ろした。

撮影:田中聖太郎写真事務所
撮影:田中聖太郎写真事務所

ドーム公演中には、2月18日にリリースされたばかりのRIIZE The 2nd Japan Single『All of You』が、2026年2月21日付オリコンデイリーシングルランキング1位を獲得という嬉しいニュースも! 大きな夢を次々と叶えていくRIIZEの快進撃はまだまだ終わらない。

Text : Chiharu Nakagawa

 

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