
今年で3回目を迎えるアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」が、東京・九段下にある登録有形文化財「kudan house(旧山口萬吉邸)」にて開催。会期は、2026年1月23日(金)〜2月15日(日)まで。

展覧会とアートフェアの2部構成で開催されるアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」。2月13(金)〜15(日)にかけて開催されるアートフェアに先駆け、展覧会「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」の会期がスタートした。
3回目となる遠藤水城キュレーションによる本展は、ノーベル文学賞受賞に際し、川端康成と大江健三郎が述べた日本文学史上重要なスピーチと、1927年竣工のスパニッシュ様式の邸宅 kudan houseに着想を得た展覧会の最終章となる。
展覧会全体を通して、明治から戦後に至る日本の近現代史と関連づけながら、李朝白磁、近代絵画、五月女哲平の新作抽象絵画、および雨宮庸介の新作VR、さらに映像作品のスクリーニングなどで構成する。

関東大震災の教訓から生まれた「耐震構造」の象徴であり、戦火を免れた「生存」の証でもある会場で、近代化や戦争、自然災害とともにあった日本の美術のあり方を深く、確かなものとして浮かび上がらせる試みだ。

そのほか、普段は非公開の邸宅3Fバルコニーにて期間限定カフェがオープン。鑑賞の合間に、贅沢な空間で特別なひとときを過ごすこともできる。
会期終盤の2月13(金)〜15(日)の3日間には、約20軒のギャラリーが集結するアートフェアも開催。感性的な芸術体験と歴史の文脈が交錯する、骨太なキュレーションがもたらす鑑賞体験をぜひ楽しんでみたい。
※掲載情報は1月30日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
「CURATION⇄FAIR Tokyo」
会期/2026年1月23日(金)〜2月15日(日)
会場/kudan house
住所/東京都千代田区九段北1-15-9
開館時間/展覧会:1月23日(金)〜2月8日(日)平日11:00〜19:15、土日 10:00〜19:15(最終入場いずれも18:30)
アートフェア:2月13日(金)、14日(土)11:00〜19:00(最終入場18:30)、15日(日)11:00〜18:00(最終入場17:30)
チケット/https://curationfair-tokyo.square.site/
URL/https://curation-fair.com/tokyo2026
Text : Akiko Kinoshita
