
ケイト・ハドソンは、『スパイダーマン』に出演できていたら良かったのにと考えることがあるという。サム・ライミ監督の2002年公開の同作でメアリー・ジェーン・ワトソン役を断ったケイト、最終的にキルスティン・ダンストが演じた同役を受けなかったことを時折後悔しているそうだ。
米トーク番組『ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ』で、役を断ったという噂の真偽について問われたケイトはこう明かした。「ええ、断ったわ。今振り返れば、『「スパイダーマン」映画に出られたら良かったのに』って思ったりする」「あの映画を見ると『ああ、彼女を演じられたら楽しかっただろうな』って思うもの」
しかし『スパイダーマン』を断って出演した歴史戦争ドラマ『フォー・フェザーズ』を後悔してはいないという。「同時期に『フォー・フェザーズ』という映画に出演した。そこでヒース・レジャーと出会って、素晴らしい友人になった。あの経験は絶対に得られなかったものよ」「心のどこかで『人生は必然の形で進むもの』って思うの。だから感謝している」
一方で2004年『スパイダーマン2』と2007年『スパイダーマン3』でもメアリー・ジェーン・ワトソン役を続投したキルスティンはまさに適役だったとケイトは続けた。「こういったことを訪ねられて、それについて話すのは気持ちの良いものではないわ。なぜなら、映画に出演している人たちは、その役柄にふさわしい人たちだから」「人生における状況は、あるべき形で起こるものなの」
そんなケイトは以前、コミック原作映画への出演について「ぜひやりたい」ものの「ふさわしい女性役に限る」としていた。また2008年公開の『プラダを着た悪魔』でアン・ハサウェイが演じたアンドレア・サックス役をスケジュールの都合で断ったことを「悪い判断だった」と認めてもいた。

