ビヨンセ、2025年ソロツアーで最も興行収入をあげたアーティストに | Numero TOKYO
Culture / News

ビヨンセ、2025年ソロツアーで最も興行収入をあげたアーティストに

©Bang Media International
©Bang Media International

ビヨンセの「カウボーイ・カーター」ツアーが今年最高収益をあげたソロツアーとなった。ビルボード誌の2025年ツアー収益ランキングでソロとして首位を獲得、32公演で4億760万ドル(約631億円)を稼ぎ出し、総動員数は160万人に達した。

アメリカ、イギリス、フランスの9都市を巡るレジデンシー形式となった同ツアーは、カントリーミュージックのツアーとしても史上最高収益記録を更新今回、ビヨンセはアメリカ人アーティストとして史上初の4億ドル(約619億円)を突破したツアーを2度達成するという偉業を成し遂げた。

同ツアーは今年前半に、カリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで5公演を実施。21万7000枚のチケットを売り上げ、5000万ドル(約77億円)を大きく上回る収益を記録した。

また、ローリング・ストーン誌によると、ロサンゼルス公演は「2025年に報告された単一会場公演としては最大規模の興行収入」であったという。同公演はビルボード・ボックススコア史上5位の興行収入を記録。これを上回るのは2023年から2024年にかけてラスベガスの「ザ・スフィア」で行われたU2公演、2022年ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンでのハリー・スタイルズ公演、2011年ウェンブリー・スタジアムでのテイク・ザット公演のみとなっている。さらに女性アーティストによる単一会場公演としては史上最高の興行収入となった。

ビヨンセは4月28日に同ツアーを開始し、5月1日、4日、7日、9日に同会場で公演を実施、各公演には4万3000人以上のファンが詰めかけ、1公演あたり平均1110万ドル(約17億円)の収益を上げた。

今年は男性ソロアーティストとしてザ・ウィークエンドが「アフター・アワーズ・ティル・ドーン」ツアーの3億3670万ドル(約522億円)でトップ。最も興行収入をあげたのはコールドプレイの「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ」ツアーで4億6490万ドル(約720億円)の収益を生み出した。

Photo: Bangshowbiz

 

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2026 N°193

2025.11.28 発売

The New Me

あたらしい私へ

オンライン書店で購入する