
ロエベ(Loewe)は、日本最大規模となる新店舗「カサロエベ銀座」をオープンした。世界で二番目の規模を誇る同店は、4フロア・965㎡の空間にウィメンズ、メンズ、バッグ、シューズ、ジュエリー、アイウェア、フレグランス、ホームセンツなど、ロエベのフルラインナップを揃える。

また、オープンを記念して、新作ハンモック「フリップ」の同店限定色“ライトゴースト”も登場。

店舗デザインは、アートコレクターの邸宅を思わせる親密さと、スペインと日本の美意識を融合させたもの。外装から内装まで連続するマディグリーンのセラミックタイルは、銀座の原風景を想起させる色調で、手仕事による不規則な釉薬の表情が光を柔らかく反射する。さらに、アンシェント グリーンやサハラ ブラウンなど多様な大理石、真鍮の窓枠、木製の手すりを備えた曲線階段が、自然素材の豊かな質感を際立たせる。

4階には、ロエベのバスラインを体験できるフレグランス&ホームセンツエリア、チャームやミニバッグでカスタマイズが可能なギフティングスペース、そして世界初となるギフトカウンターを併設。スペインの伝統菓子パルメラやポルボロンのほか、オープンを祝し、日本のアイシングクッキー作家Fioccoの特製クッキーも期間限定で販売される。

店内にはジョージ・ナカシマやリートフェルト、イサム・ノグチの家具が点在し、余剰レザーを95%再利用した「ロエベ リクラフテッド コーヒーテーブル」など、ブランドのサステナブルな試みも見ることができる。
さらに、ミラノサローネ 2024で発表されたアンセア・ハミルトンの「Kimono Lamp」や、ケリス・ウィン・エヴァンスのネオン作品をはじめ、ルーシー・リー、松本破風、青木邦眞ら国内外のアーティスト作品を展示。クラフトとアートの精神をダイナミックに体感できるスペースとなっている。
銀座の中心に新しく誕生した「カサロエベ銀座」。ロエベの世界観が凝縮された、世界最旬のストアへ足を運んでみては。


