Noism0+1 『マレビトの歌』、りゅーとぴあとさいたま芸術劇場で凱旋公演! | Numero TOKYO
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Noism0+1 『マレビトの歌』、りゅーとぴあとさいたま芸術劇場で凱旋公演!

ⒸGiovanni Chiarot
ⒸGiovanni Chiarot

舞踊家・振付家である金森穣が率いる Noism Company Niigata が、12月に本拠地であるりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館と彩の国さいたま芸術劇場にて、金森による演出振付作品『マレビトの歌』を上演する。

photo: Kishin Shinoyama
photo: Kishin Shinoyama

『マレビトの歌』の初演は、「黒部シアター2023春」での野外劇場版。青々とした庭園が広がるガーデンステージで、躍動感あふれるダンスが展開されるさまは、どこかギリシャの古代演劇を思わせる。金森の演出ノートに記された「“個と集団”、“彼岸と此岸”というここ数年の私の創作テーマ」が深く息づいた作品だ。

今年は、世界中の演劇ファンが集う富山県の「SCOTサマー・シーズン2025」に加え、スロベニアとイタリアにまたがって開催される「Visavì Gorizia Dance Festival(ヴィザヴィ・ゴリツィア・ダンス・フェスティバル)」という2つの国際フェスティバルから招聘を受け、利賀の合掌造り劇場およびスロベニア国立劇場/ノヴァ・ゴリツァ(SNG Nova Gorica)で上演された。

12月の日本公演では、同作を“劇場版”として新たな演出で立ち上げるという。日本の伝統的な土地の空気、そしてヨーロッパの深い歴史を湛える劇場——それぞれの“場”に蓄積されたエネルギーをまとったダンスから、観客は何を受け取るだろうか。

彼女によれば、本作は抽象と具象のバランスが絶妙で、「受け手がそこにある“言葉”を感覚的に受け取り、自分自身の物語にしていく」演劇のプロセスにおいて、観客各々の感受性が試されるものだという。すなわち、「同じ舞台を見ても持ち帰るストーリーが全く異なる」。

これこそが、セリフや分かりやすい筋立てで縛られない、ダンス公演の魅力そのものではないだろうか。洗練された体の動き、交差する視線——そこから何を受け取り、自分の内側にどんな物語が芽生えるのか。その出合いを求めて劇場へ足を運びたい。

舞台『マレビトの歌』
演出振付/金森穣
音楽/アルヴォ・ペルト
衣裳/堂本教子、山田志麻
出演/Noism0、Noism1

<新潟公演>
公演日程/2025年12月5日(金)~12月7日(日)*全3回
会場/りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
チケット料金(全席指定・税込)/5,500円 U25 3,000円 高校生以下 1,000円
※12/6終演後アフタートークあり(約30分間)*新潟公演のチケットをお持ちの方であれば、別日程でもトークのみの参加も可能。
お問い合わせ/りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00-19:00 / 休館日除く) 

<埼玉公演>
公演日程/2025年12月20日(土)15:00、12月21日(日)15:00*全2回
会場/彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉
チケット料金(全席指定・税込)/6,000円 U25 3,000円(税込)
お問い合わせ/SAFチケットセンター 0570-064-939(10:00-18:00 / 劇場休館日除く)

チケット取扱い/りゅーとぴあ
窓口/りゅーとぴあ窓口
オンライン・チケット/https://piagettii.s2.e-get.jp/ryutopia/pt/
TEL/025-224-5521
お申込み・お問い合わせ/りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00-19:00/休館日除く)

SAFチケットセンター *埼玉公演のみ
窓口/彩の国さいたま芸術劇場 (10:00-18:00/休館日除く)埼玉会館(10:00‐18:00/休館日除く)
SAFオンラインチケット/ https://www.saf.or.jp/t/(発売初日10:00〜)
TEL/0570-064-939(10:00-18:00/劇場休館日除く)

公演詳細 https://noism.jp/noism0-1_marebito/

主催/公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
共催/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(埼玉公演)
製作/りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会[この事業は新潟市から補助金の交付を受けて実施しています]

Text:Reiko Nakamura

 

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