和食だけじゃない、多彩な料理に合う日本酒「OGATA SAKE」発売。海と山がテーマの2種 | Numero TOKYO
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和食だけじゃない、多彩な料理に合う日本酒「OGATA SAKE」発売。海と山がテーマの2種

日本の伝統文化や美意識に基づく、現代における暮らしの作法を提唱する「オガタ(OGATA)」が日本酒「OGATA SAKE」をリリース。2025年12月1日(月)より、HIGASHIYA GINZAをはじめ、SABOE TOKYO、八雲茶寮、およびHIGASHI-YAMA Tokyo にて販売を開始する。

(左)OGATA SAKE ワタツミ
(右)OGATA SAKE ヤマツミ

世界に向けて新しい日本酒の愉しみ方を発信するために誕生した「OGATA SAKE」。和食はもちろん、西洋料理や中東料理、アジア料理など、さまざまな食文化に寄り添う味わいを目指してつくられている。ラインナップは、海をテーマにした「OGATA SAKE ワタツミ」と、山をテーマにした「OGATA SAKE ヤマツミ」の2種。蝋引き紙で丁寧に包まれたボトルのラベル裏面には、それぞれの酒を象徴する海と山の情景が描かれており、味わいだけでなく佇まいにもOGATAらしい美意識が息づく。熟成期間の異なる日本酒を絶妙なバランスでブレンドしており、そのアッサンブラージュは金沢の老舗酒蔵・福光屋が手がけている。

OGATA SAKE ワタツミ 500ml ¥9,350
OGATA SAKE ワタツミ 500ml ¥9,350

航海の安全や豊漁を司り、豊かな海の恵みをもたらす存在として知られる日本神話に登場する海の神「ワタツミ」から名付けられた「OGATA SAKE ワタツミ」。山廃仕込みの純米酒を軸に、日本酒では大変珍しい黒麹で仕込んだ長期熟成の純米酒や、辛口の純米酒を組み合わせている。

口当たりはなめらかで、濃醇でありながら後味には昆布のような深いうま味が。冷酒では旨味の奥に熟れた柑橘のような軽やかさが感じられ、熱燗にすると酸味が和らぎ、やわらかな甘みが引き立つ。

ムニエルやブイヤベースなどの魚料理はもちろん、フリカッセやポタージュなどとも相性が抜群。

OGATA SAKE ヤマツミ 500ml ¥9,350
OGATA SAKE ヤマツミ 500ml ¥9,350

「OGATA SAKE ヤマツミ」は、自然の循環や五穀豊穣を司る山の神「ヤマツミ」にちなんで名づけられた一本。30年以上熟成を重ねた純米酒をベースに、華やかな香りの大吟醸酒や、異なる年に仕込まれた複数の熟成酒をブレンドすることで、奥行きのある味わいを生み出している。シェリー酒の一種であるアモンティリャードのような複雑な熟成香に、ピノ・ノワールを思わせる果実のニュアンスと柑橘の酸味、そして柔らかな苦味が調和するのが特徴。

ぬる燗にするとスパイスのような香りがふわりと立ち、旨味と酸味が心地よく広がる。熱燗では味噌や出汁を連想させる深い旨味と、無花果のようなふくよかな甘みが際立ち、豊かな余韻を残す。

濃厚でありながらも透明感のある味わいは、牛や鴨、猪などの肉料理はもちろん、チーズを使ったコクのある料理とも好相性。熟成酒ならではの重層的な香味を楽しめる一本となっている。

また、OGATA SAKEそれぞれの味わいをより一層引き立てるためにデザインされた冷酒グラス2種もお目見え。熟練の職人によりひとつひとつ手吹きで製作したもの。

(左)冷酒グラス 爽(そう)直径7.8cm×高さ14cm ¥14,300
(右)冷酒グラス 醇(じゅん)直径7cm×高さ12cm ¥14,300

桐箱詰め合わせ(OGATA SAKE ワタツミと冷酒グラス爽 / OGATA SAKE ヤマツミと冷酒グラス醇) 縦48.6cm×横9.8cm×高さ10cm 各¥25,850
桐箱詰め合わせ(OGATA SAKE ワタツミと冷酒グラス爽 / OGATA SAKE ヤマツミと冷酒グラス醇) 縦48.6cm×横9.8cm×高さ10cm 各¥25,850

贈り物にぴったりな、OGATA SAKEと冷酒グラスを一種ずつ桐箱に収めたセットも販売。オガタが表現する新しい日本酒の魅力をぜひ味わってみては。

販売店(国内)
HIGASHIYA GINZA、SABOE TOKYO、八雲茶寮、HIGASHI-YAMA Tokyo、OGATA Online Store(2026年1月中旬より販売開始予定)

 

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