「第6回金沢・世界工芸トリエンナーレ」が、石川県金沢市の金沢21世紀美術館にて開催中。同イベントの企画展として「ロエベ財団クラフトプライズ2025」の受賞作品が公開された。

公募展「2025金沢・世界工芸コンペティション」、フォーラム「第11回金沢・世界工芸都市会議」、特別展「金沢の工芸の今」展で構成される「第6回金沢・世界工芸トリエンナーレ」。中でもロエベ財団の協力により、ティッセン=ボルネミッサ国立美術館(スペイン)で開催された企画展「ロエベ財団クラフトプライズ2025」に注目だ。
現代のクラフトにおける新奇性、卓越性、芸術的価値を紹介し、称える「ロエベ財団クラフトプライズ」。2016年に設立して以来、未来に新たな基準を打ち立てると予測される革新的な才能、ビジョン、意志を持ったアーティストを称え、支援することを目的としてきた。
2025年は青木邦眞『生き物の領域19(Realm of Living Things 19)』が大賞を受賞。ニフェミ・マーカス=ベロ『ボウル付きTMベンチ(TM Bench with Bowl)』、スタジオ・スマクシ・シン『モニュメント(Monument)』がともに特別賞を受賞した。


工芸の多彩な表情を紹介する「第6回金沢・世界工芸トリエンナーレ」。ぜひ注目を。会期は2025年11月26日(水)まで。
※掲載情報は11月10日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「第6回金沢・世界工芸トリエンナーレ」
2025年11月8日(土)〜26日(水)
時間/10:00〜18:00 ※最終入場は閉場10分前
会場/金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA・B
kanazawa-kogeitriennale.com/
Text:Akane Naniwa
