timelesz佐藤勝利 主演、ニール・サイモンの自伝的作品『ブロードウェイ・バウンド』

『おかしな二人』や『グッバイガール』『ヨンカーズ物語』など数々の名作を世に放ち、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリツァー賞など多くの賞を受賞したコメディ作家ニール・サイモン。
1980年代に彼が書いた自伝的作品が“B・B三部作”と言われる『ブライトン・ビーチ回顧録』『ビロクシー・ブルース』、そして完結編『ブロードウェイ・バウンド』だ。貧しいながらもたくましく生き抜いていくユダヤ人一家のユージン少年を主人公に、彼の思春期、徴兵の体験、青年になって夢を追っていく姿、それぞれを描いている。
今回は、2021年に東京芸術劇場プレイハウスで上演された三部作の一作目『ブライトン・ビーチ回顧録』のチームが再集結。新たなメンバーも迎えて上演される。ユージンと兄のスタンリーは、ブロードウェイでコメディ作家として成功する夢を抱きながら、ラジオ向けのコント台本を書くことになり…。
主演は、『ブライトン・ビーチ回顧録』でストレートプレイに初めて挑戦した佐藤勝利。ユージンの母・ケイト役は松下由樹、父・ジャックは神保悟志、兄・スタンリーは入野自由、と『ブライトン・ビーチ回顧録』のキャストが再登板。さらに、叔母・ブランチには小島聖、祖父・ベン役として浅野和之が加わる。
ユーモアが溢れ、どこか懐かしい空気をたたえたニール・サイモンの戯曲は、観客にも自分の通りすぎてきたほろ苦い経験を思い出させる。
ユージン一家の物語も楽しいばかりではなく、どこの家にも起こりうる様々な摩擦が生まれてくる。だが、そんなあれこれが、稀代のコメディー作家、ニール・サイモンを生む土壌になっていくと考えると、人生は実に味わい深い。
『ブライトン・ビーチ回顧録』を観劇した人も、そうでない人も不思議な懐かしさを感じる作品になりそうだ。
舞台:PARCO PRODUCE 2025 『ブロードウェイ・バウンド』
作/ニール・サイモン
翻訳/青井陽治
演出/小山ゆうな
出演/佐藤勝利 松下由樹 入野自由 神保悟志 小島聖 浅野和之
企画・製作/パルコ
公式サイト/https://stage.parco.jp/program/broadwaybound
<東京公演>
公演日程/2025年9月4日(木)~28日(日)
会場/PARCO 劇場(渋谷 PARCO 8F)
料金/12,500円(全席指定・税込・未就学児入場不可)
お問合せ/チケットに関して サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
公演に関して パルコステージ 03-3477-5858
<大阪公演>
公演日程/2025年10月2日(木)~13日(月祝)
会場/COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール
チケット発売日/2025年8月31日(日)
チケット料金 /12,500円(全席指定・税込・未就学児入場不可)
主催/サンライズプロモーション大阪
お問合せ/キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日・祝除く)
