
よろい(鎧)と人間をテーマにしたリアルな作品で知られる現代アーティスト・野口哲哉の大型個展が開催。神奈川・箱根にある彫刻の森美術館 本館ギャラリーにて、2026年1月12日(月・祝)まで。
現代アーティストの野口哲哉は、よろいと人間をテーマに、文明社会や人間そのものへの好奇心を追い続けてきた。よろいを「武将を飾る装束」ではなく、「人間が肉体を守るために作られた過去のプロダクト品」と捉え、その“殻”の内側に潜む本質に目を向けることによって、過去・現在・未来を生きる人間の姿を肯定的に描いている。
本展では、初期から近作までの代表作に加え、新作を含む76点の立体作品や平面作品を公開。特徴的な会場構成により、屋外の森と呼応するような展示空間が立ち上がる点も、本展の見どころの一つだ。さらに10月中旬には、先端映像チームと協働して、古びた情景を再現・補完するデジタル作品の公開を予定。こうした手法は野口にとって初の試みであり、感情に訴える映像表現を目指す本作には今から注目が集まっている。
追加展示作品もあわせて、ぜひお見逃しなく。


※掲載情報は8月12日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–
会期/2025年7月19日(金)~2026年1月12日(月・祝)
会場/彫刻の森美術館 本館ギャラリー
住所/神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
料金/大人 2000円、大学・高校生 1600円、中学・小学生 800円、未就学児 無料
時間/9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館/会期中無休
TEL/0460-82-1161
URL/https://www.hakone-oam.or.jp/specials/2025/armoureddreamer/
Text:Manami Abe
