清水邦夫の代表作『楽屋』を韓国演技派女優起用で上演 | Numero TOKYO
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清水邦夫の代表作『楽屋』を韓国演技派女優起用で上演

1960年代後期から演出家の蜷川幸雄氏と組んで数々の作品を生み出してきた劇作家清水邦夫。日本を代表する劇作家の代表作のひとつ『楽屋』が、韓国実力派女優たちによって演じられる。

1977年の初演以降、日本で累計上演回数が最も多い作品とも言われる『楽屋』は、舞台を熱望する役者の姿を通じて、人生と情熱の意味を振り返る作品性が認められ、日本だけでなくヨーロッパなど世界各地で何度も上演されている。

舞台は、アントン・チェーホフの『かもめ』を上演している、ある劇場の楽屋。それぞれ異なる時代を生きてきた4人の役者が、チェーホフやシェイクスピアなど名作戯曲の主な場面を演じながら、各自の方法で歳月の重さに耐えている。

俳優たちの話ではあるが、舞台に上がる時を待ち続ける姿は、長い人生を生きる観客にも通じる。

今回来日上演される韓国ライセンス公演は、韓国の背景に合わせて時代を現代に移し、人物像を具体化させて上演。公演は韓国の観客の共感を得て口コミで広がり、開幕直後には韓国公演芸術統合計算網(KOPIS)週間予約ランキング1位を記録した。

今回は、2023年の再演時に話題となった女優陣が来日。「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンの母親役を演じ、「善徳女王」などの作品に出演するソン・オクスク、2008年 映画「追撃者」のミジン役で名を上げ、映画「キム·ボクナム殺人事件の顛末」でより広く知られる役者となったソ・ヨンヒ、「応答せよ」シリーズではあたたかい母親役、「星から来たあなた」ではセレブな妻役を演じ、幅広い演技力で披露しているイ・イルファ、子役での活動を経て2009年にアイドルグループ“T-ARA”のメンバーとして歌手デビュー、ドラマ「ドリームハイ」「プラハの恋人」などにも出演するハム・ウンジョン、舞台、ミュージカル、ドラマなどで常に優れた演技力を披露するキム・ジュヨンが出演。ハム・ウンジョンとキム・ジュヨンはWキャストとなる。

ドラマや映画ではおなじみの韓国人女優達だが、ストレートプレイでの演劇を見られる機会は多くない。ぜひ、この機会に彼女たちの情熱を感じてみてはいかがだろうか。

舞台:『楽屋』〜流れ去るものはやがてなつかしき〜
主催/サンライズプロモーション東京/NHKエンタープライズ
企画制作/T2Nメディア
原作/清水邦夫
脚色/ユン・ソヒョン
演出/ユン・ソヒョン/シン・ギョンス

出演/Aソン・オクスク Bソ・ヨンヒ Cイ・イルファ Dハム・ウンジョン(6/28~29出演)/キム・ジュヨン(6/24~27出演)
公演日程/2025年6月24日(火)~6月29日(日) 全6公演
チケット料金/特典付きSS席 13,500円(前方席/チェキ撮影&サイン入りポスター付き) SS席11,500円 S席7,500円 A席5,500円
チケット取り扱い/ぴあ:https://w.pia.jp/t/gakuya/
イープラス:https://eplus.jp/gakuya/
ローソン:https://l-tike.com/gakuya/

公式HP/https://gakuya.srptokyo.com/
公式X/https://x.com/gakuya2025
公式Instagram/@gakuya_2025

Text:Reiko Nakamura

 

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